中国・四川大地震から1ヶ月 | sunyata-sky

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中国・四川省丹巴が、原籍のチベット人の女性歌手。アーティストの alan (アラン)を日本語で、研究するブログです。

まもなく中国・四川大地震から、一ヶ月が過ぎようとしています。

2008年5月12日に、震源地から西へ約60キロ離れた。
アバ藏族羌族自治州小金県日隆鎮で、四川大地震に被災された、日本人の写真家大川健三氏からの伝聞です。

大川健三氏はアバ藏族羌族自治州小金県日隆鎮に在住され、有名な四姑娘山自然保護区で、自然保護区管理局の特別顧問として動植物や風景を撮影されていました。


大川健三氏
中国四姑娘山自然保護区管理局 特別顧問
現在、四川省アバ蔵族羌族自治州 小金県 日隆鎮 長坪村在住(2000年6月より)
主な活動はボランティアによる自然保護。傍ら趣味のネイチャーフォトを撮り続け、
写真集「序章・丹巴"女王谷"東女国」「蜀山女神 第一集」「蜀山女神 第二集」
を出版。
座右の銘:人生は感動の旅路
HAT-J(Himalayan Adventure Trust of Japan)会員
WWF-J(World Wids Fund for Nature of Japan)会員



四姑娘山全景
四姑娘山写真館


四姑娘山は、中国四川省、成都の北西220kmにある四つの峰:大姑娘山5025m、二姑山5276m、三姑娘山5355m、主峰・四姑娘山6250mが連なる山です。ヒマラヤ東端に位置する四姑娘山〔スークーニャンシャン〕、その昔、当地に生息するパンダを守るため、美しいチベットの四人の姉妹が力をあわせて虎を退治したという伝説で、四人の姉妹が四つの峰になったという伝説があり、チベット族の聖なる山と崇められています。

四姑娘山は北緯31度・東経103度付近で、成都からですと日隆まではバスで6時間でした。
四姑娘山自然保護区は、氷河が作った急峻で、複雑な地形がそのまま残り、多種多様な動・植物が生息いており、1996年、中国国家級自然保護区に指定され、2006年にはパンダが生息する臥龍自然保護区と合わせて、世界遺産に指定されました。

山麓一帯(3000m~4500m)は海子(湖沼)、湿地、草原、森林があり、5月からシャクラゲ、桜草など、6月から 8月までは青いケシ、赤いケシ、黄色いケシ、白いケシを始め、エーデルワイス、草ジンチョウゲ、アツモリ草、キランソウ、キンポーゲなどの花が山一杯に咲きますので、植物愛好家達の楽園になります。



成都-四姑娘山-丹巴


大川健三氏によると、四川省アバ蔵族羌族自治州小金県日隆鎮長坪村は、石積の民家の多くが半壊して、壁や石垣も崩れたが、死傷者はほとんどいなかった。四姑娘山の周辺では氷河が崩れるなどしたが、いずれも小規模だった。
四姑娘山はアツモリソウなどの希少植物の宝庫で、6月から8月の花の時期は多くの日本人らの観光客やトレッキングのトレッカーが訪れるが、貧しい地域で、被災の影響や風評の影響で観光客が減れば、地元の観光経済には大打撃となる。
ホテルなど鉄筋コンクリートの建物は被害が少なく、観光の拠点としては十分に機能しているので、今後も多くの人々が四姑娘山を訪れてほしいと願っておられます。
現在、大川健三氏は震源から西に約150キロ離れた、四川省甘孜蔵族自治州丹巴県に避難中で、まもなくアバ藏族羌族自治州小金県日隆鎮に戻り、現地の復旧復興に協力したいと考えておられます。






alan の原籍のある丹巴(タンバ)は、中国・四川大地震の影響も少ないようで、安心しました。
alan の音楽性が、この中国・四川大地震をきっかけとして、どのように変わったのか、また換わってゆくのか、今後どのような音楽活動を繰り広げるのか、とても気になっています。

2007年9月に「先住民族の権利に関する国連宣言」が、日本も賛成して国連総会で採択され、衆参両院は2008年6月6日の本会議で、「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」をいずれも全会一致で採択しました。日本政府に対し、アイヌ民族を先住民族と認定し、関連政策を推進するよう求める内容です。
中国政府も国連の「先住民族の権利に関する国連宣言」をはやく批准し、チベット人などの少数民族を先住民族と認定して、関連政策を推進して欲しいものです。

日本人である sky にも、まだまだ出来ることがあるのではないかと、考えているこの頃です。


中国大地震の救援金受付について

2008/05/13

日本赤十字社は、5月12日に発生した中国四川省の地震については、多数の被災者が発生しており、国際赤十字と連携して積極的に被災者の救援を行うこととしています。
 このたび、本災害の被災者に対する救援金の受付について以下のとおり実施いたします。
1.救援金名称 「中国大地震救援金」
2.募集期間 
 平成20年5月14日(水)から平成20年7月10日(木)までの約2ヵ月間
3.救援金受付口座 
 ●郵便振替口座のご案内
 ・口座番号  「00110-2-5606」
 ・加入者名  日本赤十字社
 ・通信欄に「中国大地震」と明記して下さい。
 
※受領証の発行を希望の場合は、その旨を通信欄に記載して下さい。
 ※郵便局窓口での取扱いの場合、振替手数料は免除されます。
ひとりでも多くの、ご支援とご協力をお願いします。みなさんのお気持ちを身近な人々に、少しでも広げて下されば幸いです。