ネットのニュースを見ていて「うわ~」と思ってしまいました。

 

吹田徳洲会病院・・・父が亡くなる前にお世話になった病院。

 

誤嚥性肺炎で救急搬送された病院で入院したあと、転送先の病院として紹介され入院した病院でした。

 

転送先の病院を何ヶ所か紹介され、転送先として紹介された病院と家族の母と私が面談し転送先を決めることになったのですが、最初に面談した病院が徳洲会でした。

 

母が「この病院に決める」と言うので私は「他に紹介されたところにも見学に行った方が良くない?」と言ったのですが、母は病院が自宅から近いことと面談時の対応に好感触を得たようでした。

 

病院は出来たばかりで施設は最新、最寄り駅のJR千里丘から送迎バスもあり便利だった。

 

父は退院を勧められるほど元気になりましたが、在宅介護には限界が来ていたので特養に入所させることを母と相談し、退院に当たっての病院との話し合いでもそのように伝えました。

 

父は入院前要介護4状態だったのに、話し合いの場にいた医師もケースワーカーも理解しておらず、「在宅で大丈夫でしょ?」みたいな軽いノリの対応だったので私も母も「はぁ?」と怒りを通り越して呆れてしまった。

 

結局、父がお世話になっていたケアマネージャーと相談しながら、特養の空きがあるまで病院と同じ施設にある老健でお世話になることになった。

 

もう10年近く前のことだから詳しい経緯はよく覚えてないけれど、父の病状や様子を見て在宅で大丈夫っていう判断がどうなのよと思ったし、母に「だから言ったやん!紹介してもらった他の病院も見学してから決めた方が良かったのに!」と文句を言った思い出。

 

老健に入所して嚥下が困難なので胃瘻造設を勧められ、手術当日に病室に行くと危篤状態で亡くなったのが経緯でした。

 

病院退院して老健に移って2週間位だったかな・・・

 

病院から老健に移るとき、お世話になったスタッフの方々が気さくに声をかけてくださっていたので案外父は人気者だったのかもしれないし、父が亡くなった時、「退院時はすごくお元気そうだったのに」と声をかけてもらいました。

 

老健でもスタッフの方々は仕事熱心で良くして頂いた。

 

父は胃婁を嫌がっていたのに、母や私は「生きて欲しい」と思い手術を勧めたけれど、手術日に亡くなったのは父の寿命だったのだと思う。

 

吹田徳洲会病院のニュースを見てびっくりしたのと、漫画で話題になっている医者がこんなに身近にいたのもびっくりだった。

 

命を預けている患者と仕事を真摯にしているスタッフが安心できる病院になって欲しいと切に思いました。