私の親孝行

最近、図書館で借りた本に感謝を毎日書くことで自分の願いが叶って行くと書かれていました。

 

自分の願いが叶わないのは、両親との関係性で自分が叶えたい願いがあっても、親に否定されたなどの経験で「自分には出来ない」という思い込みが出来てしまったからとありました。

 

両親に手紙を書くことで自分の思いを書き綴り、親への怒りや悲しみが解消するまで手紙を書き続けることが勧められていました。

 

私の両親は亡くなりましたが、両親に宛てて手紙を書きました。

 

両親への恨み言ばかりになりましたが、それが自分の正直な気持ちだから仕方がない。

 

父に手紙を書き、母には2度手紙を書き、書いた手紙はビリビリと破り捨てました。

 

父にも、母にも、何度も自分の気持ちが解消するまで手紙を書こうと思いますが、両親はどう思っていたかわかりませんが、私は親孝行な娘なんだと思いました。

 

親から溺愛された訳でなく、両親共に私に関心がないのか、期待されなかったし、放置状態だったけれど、両親共に体が弱かったから、両親の後半生は私にとって「介護」の日々だった。

 

父の介護は母としたけれど、父が亡くなってから母はすぐに体調を崩したので亡くなるまで私一人で介護をした(妹はいるけれど知的障害があり精神不安定なので介護要員にはならない)

 

親には放置状態だったのに、私は親の介護をして、妹の面倒を見て、一体何のために生まれてきたのか・・・

 

両親に「一体、私は何のために生まれてきたの」と手紙に書きました。

 

誰も私のことを認めてくれないし、尊重してくれないから、自分で自分のことを褒める。

 

「自由気ままな両親のもとに生まれてほったらかしに育ったけれど、私は両親の介護をした親孝行な娘」だと思うことにした。

 

でも、悪いことばかりでなく、両親とは楽しかった思い出もあるし、私は独身だったけれど、二人の娘を育てるのに仕事を一生懸命頑張ってくれた両親には感謝ばかりです。

 

 

 

 

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