猫の日に生まれた、猫が苦手なネズミ年の母にあげようと、LiLi nana*さんのYouTubeを参考にしてショールを編んだ。

編んでいる時から毛糸がくさい。

カビくさいのか染料の匂いなのか不明だが、とにかくくさい。

販売業者もいちいち毛糸の匂いはかがないだろうからなぁ。

遅きに失した感もあるが編み始めてからネットのクチコミを確認してみると「発展途上国の匂い」とあった。

発展途上国(どこよ)の匂いをかいだ事がないのでわからないがくさいと感じる毛糸であることはわかった。

 

 

ポリエステル・綿・絹の混紡で洗えない素材だったがエマールで洗ってみるも匂いは取れず。

エマールの香りと相まってより複雑な得も言われぬ匂いになってしまった。

 

 

雪の中一昼夜干してみてもほとんど効果なし。

あきらめて事情を話して母に渡す。

「これは羊から作った毛糸の匂いだよ大丈夫大丈夫」と母は言いショールを喜んでくれた。

母よ、この糸には毛は入っていないのだよ。

気を使ってくれてありがたいことだ。

 

余ったくさい糸で羊さんにもショールを編んだ。

 
 
匂いは春の気配がするが長野の春はまだ遠い。