亡くなったプーは、狐のように目がつり上がり、恐ろしい顔をしていた。
目は開いたままだった。
画像のような可愛かった時の面影は全然ない。


プーのなきがらは一体どうすべきなのか?
隣の奥さんと相談し、プーの好きだった貸家の庭に埋めることにした。
夕方までプーのなきがらと一緒に過ごした。一緒に昼寝をした。
夕方、雨の降る庭でカッパを着て大きなスコップで穴を掘った。
プーを穴に降ろし、隣の奥さんは摘んできた可愛いお花を穴に入れてくださった。
気がつくと「アタシ知らんもんねー」で通してきたコダマが傍に来て、じっと穴の中のプーを見つめていた。
プーに土をかぶせ(これがつらかったが一気にやった)、大家さんに頂いたヴィオラの苗を数株植えた。
さようなら、プー。
今まで本当にありがとう。いたらない飼い主でごめんね。