いよいよ弱って自分でご飯も食べられなくなったプーが自ら唯一食べたもの。
それは何と猫トイレの砂だった。
当時猫トイレの砂は鉱物系の固まる砂を使っていた。
動揺した私は思い切って猫の掲示板に相談。
人間も土壁を食べる病気がある(あった?)そうだが、なんだかものすごい病気だったらどうしよう、プーだけの異常行動だったら恥ずかしいと思ってしまった。

掲示板で似たような話を書いてくださる人がいてホッとした。
アドバイスとして「砂を変えてみる」ことをすすめられた。
木でできたもの、紙でできたもの、おからでできたもの。
おからなら食べても大丈夫だ。
その時は木の砂に変えてプーの異食行動は落ち着いた。
今考えるとトイレもコダマと分けた方がよかったのかもしれない。
2匹で1つのトイレを共有させていたのだ。

当時獣医が推奨したプーの食事は以下のようなものだった。

・バナナ(カリウムが豊富)
・海苔を煮てドロドロにしたもの(カリウムが豊富)
・鶏肉を煮たスープを冷ましたもの

プーはこの中では鶏スープが好きだった。
調子がよいと少し飲んでいた。
バナナはどうやっても食べなかった。
我関せずのコダマにもあげてみたが食べない。
バナナを食べる猫ちゃんっているのかしら。

プーは入院するとご飯を食べたそうだが、家に戻ると食べなくなっていた。
これは今でも辛い記憶となって私の心に残っている。