1994年制作のフランス映画。
クシシュトフ・キェシロフスキ監督のトリコロール3部作/青・白・赤
((+_+))((+_+))
物悲しい上に暗いけど、
最後希望が見えて勇気が出るのはなんでだろう?
かえって元気になる。
とは言ったものの、どんな結末だったか忘れてしまった💦
忘れてしまうくらい、ふわーっと終わるのがフランス映画のいいところと思っているんですが、
特にこの映画は3つが独立しつつもすべてリンクしているので尚のこと。
3つ見てこそなるほどな――!!( ´艸`)の映画なのです。
さて、3色とも見終わった私としては、ストーリー展開を説明するのは至難の業な映画ですが、
敢えて言うなら・・・
青 救いようのない絶望にある女の話
白 どうしようもなくかわいそうな男
赤 人間の心の光と闇についての考察
☝これだけ書くとどうしようもない話に見えます。
しかし・・・絶望に満ちている人々をよくよく見ていると、
絶望も今ある事態も愛が形を変えたものにすぎないことがよくわかる。
人生好転のキッカケは愛のとらえかたか、
意識の変容か?といったところでしょうか。
それと、すべての物は移り変わる・・・
日本でいう
もののあはれってやすですかね?!
そんなことをジワリと感じました。