携帯キャリア各社のMNPによるユーザー取り込み合戦がすさまじい。既存ユーザーへの優遇はほとんどないのに対して、MNPをすると相当お安くなる。釣った魚に餌はやらないを徹底して、他社から如何にユーザーを獲得するかに集中した戦略だ。これは、住宅ローンでも同じことが行われているので、MNP優遇策も既存のマーケティング・ストラテジーのひとつに過ぎない。

さて、割を食うのが既存ユーザーである。2年くらい経過して、機種変更しようかと色々考え出すと、特に最近のLTEのスマホの料金体系だと軒並み月額2000円くらいは実質値上げになっていることに気付くだろう。一方、MNPをして他社に行けば、優遇策で2年くらい前の支出額と同程度に抑えられるケースが多いことに気が付く。これを利用しない手はないだろう。

今後ユーザー側にとって2年でMNPという戦略が最良戦略なので、これを意識した使い方をする必要がある。すでに多くの人が実践していると思うが、最低限以下のようなことを気をつけていれば、MNPもしやすいと思う。

(1) キャリアのe-mailアドレスをなるべく使わない

メールは、Gmailで十分だと思う。これをメインで使えばいいだけの話。複数のアドレスも持てるので、使い分けることもできる。

あと、家族間のちょっとしたやり取りにSMSを使うということは多いと思うが、皆スマホを持っているのであれば、LINEとかで家族グループを作った方がいい。

(2) クラウドサービスを基本とする

メモとかの情報をローカルな端末に置かないように心がける。DropboxやEvernoteなど色々な情報保存用のクラウドサービスがあるので、それを使えばいい。

(3) クラウドサービスは、OS非依存のものとする

さらに、将来iOSとAndroid間で機種変更することも想定すると、使うアプリやクラウドサービスはOSに依存しないものを使いたい。上に書いたメモ機能以外でよく使うものに電子ブックのサービスがあるだろう。最近先行していたAmazon以外に国産の電子ブックサービスもたくさん出てきている。今自分が使おうとするサービスがもう一つのOS上でもサービスされているかを確認してから使ったほうがいい。この意味でAppleのiBooksは私は使う気にならない。

実は、これらの使い方は、単にMNPのためだけではない。今やスマホの他にタブレットを使うということも普通になってきた。更に、PCも使っているはずで、このような複数の端末(スクリーン)を使い回すという環境では、なるべく同じサービスを使いたい。そのためにも上記の方針は重要となる。

ということで、私は、先日AUからDoCoMoへMNPしました。今まで、AUのInfobar A01とiPad miniとEmobile routerという環境でしたが、DoCoMoのXPERIA AX+Medias Tab ULという環境に変更し、月額はほぼ同じということが可能になっています。詳しくは別のエントリで。