出る出ると噂がすごかったiPadの発表がありましたが、意外とその筋の人達(専門家)の意見は不評が目立ちますね。期待が大きかった分、iPod Touchをそのまま大きくしただけというベースライン製品スペックだったためでしょうか。マルチタスクじゃないとか、カメラがないとか、SDカードがさせないとか、USBポートがないぞぉとか、色々不満が出てますが、Appleの新カテゴリの最初の製品としてはよくあることです。そういう意味では、これらの不満の幾つかは来年の次バージョンで改善されるでしょうから、待ちたい人は来年まで待つのもいいでしょう。

私は新し物好きであるというのと、ちょうどネットブックを1台購入しようかと思ってたというのもあるので、おそらく買ってしまうと思います。Windows 7ベースのネットブックを買うくらいなら、iPadの方がかなり魅力的に見えます。iPhoneを使うようになって、やはり画面操作をする際にタッチインターフェースは直感的で素晴らしいと思いました。ノートブックを使っていると思わず画面を押したくなることもあります。ただ、キー入力はやはり物理キーボードの方が楽だし早いです。iPadでは、この点では物理キーボードに加え、Bluetoothキーボードもつながるので、ちゃんと文字入力をしたいときに便利ですね。こう考えると、iPadはAppleのネットブックへの対抗製品としてまったく良いポジション取りをしたと思います。

ところで、iPadとのネーミングの関係で、iPod touchはiPodブランドじゃなく、iPadブランドに位置付けて、iPad miniとかいう名前にでも変えた方がいいんじゃないかなぁと思います。

しかし、Appleのもの作りはうまいですね。Steve JobsがKeynote Speechの最後の方で言ってますが、Appleの物づくりの哲学は「TechnologyとLiberal ArtsのIntersection」ということのようです。最新の技術と最高の使いやすさを融合するということですね。ハードは色々な要素技術/部品があっという間にコモディティ化していくので、そこでの優位性は長くは続きません。一方、デザインや使いやすさなどのヒューマンタッチの部分は企業の哲学が表れて独自のものを主張できます。ただ、これだけだといずれ追いつかれてしまう。Appleは両者をうまくバランスさせているのが分かります。決して片方だけからの発想ではなく、あくまでもユーザーの視点からの発想だということでしょう。

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