こんにちは。
香りコンサルタントの浜崎です

今日は、知り合いの役者さんのお芝居を観に、久しぶりに週末の渋谷へおでかけしました

「向日葵と夕凪」という海辺にあるBarを舞台にしたお芝居だったのですが、なんと劇場ではなく実際にお店として存在しているBARでの上演でとっても新鮮でした。
お店の中なので、まるで自分もお客様としてお店の中にいて、その中で実際に起こっている出来事を盗み見ているような不思議な感覚。
自分も関係者なんじゃないかと思ったりして

上演前に、キャストの方から、
「ここは海辺にあるBARという設定なので、実際は渋谷ですけど、海辺だと思ってくださいね」というアナウンスがあったんです。
と言っても、BARまで歩いてくる間は、ばりばり渋谷地区なわけですから、いきなり海辺と言われても、なかなか思い込めるものではないですよね

でも、幕(実際にはないですけど)が開く前にはなんとなくそんな気が・・・・・

なんでだろう?って思ったとき、気がついたんです。
お店の中が海辺にいるような香りがする


そう。磯の香りはさすがに難しいですけど、サンオイル、いわゆるココナッツのような香り
がお店の中に漂っていたんです。この演出はすごいなぁと思いました。
人間の脳と嗅覚の働きをうまく利用して、いい意味で観客の脳をだましてるんですよね

脳って、見えるもの、聞こえるもの、匂うものをキャッチしたあと、不確かな部分は、それまでの体験や記憶を頼りに「たぶんこんな感じ
」って勝手に作るんですよ。今回の場合、「香り」で“海辺”をより連想できるように、お店の「雰囲気」でよりイメージできるようにしかけているんです。
プラス、ワンドリンクがついていた今回のお芝居。
そのドリンクもラムネとかスミノフの瓶タイプとか、海辺でぐびっと飲みそうなものを用意されていて、「体感」という点でもしかけていた!
ブラボー!

上演前のアナウンスをきっかけに、 脳をダマす作業が始まってw、ラムネ片手に実際にお芝居が始まって流れた波の音(BGM)で完全に海辺にいるモードでしたww
もちろん、お芝居もとっても素敵でした

私は、ダンスを習っているせいか、お芝居もミュージカルもけっこう観に行っているのですが、今日のお芝居は、「お芝居」っていう壁がなくて、誰かの日常の延長を覗いているようなそんな気になる舞台でした。(BARですけど)
これは、香りでも音でもなく、出演されているキャストのみなさんの力ですよね。
個人的には続編が観たい気分です

香りってすごいですよね。
その香りを嗅いだだけで、そんな気分になれたり、イメージできたり。
お芝居観に行ったのに、やっぱり、香りってすごい重要だなぁなんて思いました

Have a happy aroma life