こんにちは、まめしばです。

昨日に引き続き、八木さやさんについて。

私が彼女の本を手にしたのは、
36歳くらいのとき。

それ以前から、気力と体力がおちてきたな、
と感じていたのですが、
その時期の異動がきっかけで
体調をがんと崩したことがありました。
異動先が、四六時中どなったり怒ったりする
人が多く、即座に反応する必要がある
ところで、それまで静かな部署にいた私は
精神的にショックを受けてしまい、うまく
なじめませんでした。

年齢の節目のようなものもあったと思います。

眠れなくなり、鬱状態で、書類を読んでも頭に
全く入ってこず、かなり辛かったです。

周りの人が優秀で、支えてもらって、なんとか
しのいだ感じです。

でも、身体は、特に具体的な病名がつくものでは
ないので、なんといって、説明していいか
苦しかったです。

ただ、辛い、疲れる、というしかないので。

精神科では、鬱病ということで、薬も大量に
もらいました。けれど、私は、薬を飲むことが
嫌でした。だって、異動した部署が大きな原因
なので、休めば楽になることは分かっていたので。診断書を提出して、しばらく休もうか、迷ったのですが、自分がその後立ち直る自信がありませんでした。また、同じグループの職員に、できるだけ
でいいからきてほしい、休まれるよりはよいから、という意見を聞いて、しばらくやってみようとなんとか出勤していました。
そんな状態で働いていて、いつもなら出来る仕事ができず、ミスも多く、年若い後輩に何回も指摘されて、恥ずかしく、悔しかったです。頑張りたいのに頑張れないという感じでした。

そんな時期に、八木さやさん、の前の
子宮委員長はるさんの名前で出していた本を読みました。
彼女が仕事を一生懸命やりすぎて、身体を壊して、そこからは、無理をしない生き方を目指した
ことがかかれていました。

きっと、もともと、肩の力をぬいて
ふんわり生きる女性は、別に読まなくても
いいのではないかと思います。

どちらかというと真面目にやりすぎる女性が
読むと参考になるのではないかと思います。

私は、それまであまり人に頼ったり
弱みをみせるのは、嫌でしたし、
なんとなく、有休をつかうのも気がひけて
少しくらい辛くても出勤していました。

けれど、もう、いいか、と思い、
やりすぎるのを抑えて、休みたいときに
休むように努めるようにしました。
あまり、上司にはいい顔されないし
舌打ちされたりもして、なかなかこちらの
道も難しいのですが。

子宮委員長はるさんの本は、
自分を大切にするぞ、という日々や思いが
綴ってあり、すごく楽になったし、これは
正しいなと思いました。


元気になった今は、やはり頑張りすぎて
しまうし、
自分を大切にすることと、
エゴの思いと、見分けるのが難しいと思います。

けれど、おそらく、日本の女性は、真面目に
頑張りすぎて、自分のバランスを崩す人が
多い傾向なのかな、と思います。
そんな人は、八木さやさんの本を読むと
参考になるんじゃないかと思います。

出来たら私も適度に引きこもって稼いでみたいです。