今日は、3年ぶり位に、隣町にあるポーリッシュピザを食べに行きました。


過去に一回食べただけですが、とても美味しくて記憶に残り、また食べに行きたいと思っていたのでした。


(イギリスでは美味しい食べ物は珍しい😅)


お店は、駐車場の奥まったところに入り口があり、なかなか分かりづらいのですが、店員さんに、前に一度来て美味しかったからまた来ました、と伝えて前と同じメニューを注文しました。


お会計を払う時に、カードで良いですか?と聞いたら、コロナの影響で、キャッシュでお願いしますと言われました。


コロナの影響?と思いながら、現金で払うと、出来上がるまで10-20分待ってください、と言われて、一旦車に戻り、それから、お店の入り口で待ちました。



出来上がると、オマケのペプシと一緒に受け取り、

車に戻って箱を開けると、ものすごく美味しそうなピザが入っていました。






味も、まさに前に食べたものと同じ!

チーズがとろけて、生地も薄くて最高!

感動して、お店のレビューに、人生で一番美味しいピザ、オススメです!と書き込みました。




しばらくして、思ったのですが、コロナ対策だったらむしろ現金ではなく、カード払いだし。

もしかしたら、イギリス政府に20%の税金を払わないために、現金払いを勧めたのかな?と感じました。



というのも、イギリスはブレグジットの影響で、周りのEUから来て住んでいる人々が、居心地の悪い、嫌な思いをしているようなのでした。

だから、反抗心から、政府に払うだろう消費税分20%を着服したのではないか?と感じました。


その店員さん(オーナー)を含め、ポーランド人は、マジメで働き者、日本人に良く似ている、そう感じながらイギリスで住んできました。

(カッコいい感じの、正義感あふれる正直者が多いイメージです。)

しかし、ブレグジットが決まってから、EU出身の人々の中にイギリス政府に対する不満が蓄積されているのでしょう。

最近では、EU settlement form という、イギリスに引き続き滞在したいEU出身者は、このフォームを埋めてください。という連絡がEU出身者に来ているようです。


この、いきなりの疎外感。特にイギリスを気に入って暮らしていた人ほど、家族に裏切られた様な気持ちになってもおかしくない気がします。



これがブレグジットで起こった事なのか、、、と感じました。

ブレグジットが決まった当時は、何がこれから起こるのか、日本人の私には見当がつきませんでした。



日本に住んでた時に、思い出すのは、当時流行っていた新大久保にあるコリアタウン、韓国料理のレストランに入ると、お会計時に、レジが壊れたからレシートが出ませんと韓国人の店員さんに言われたのを思い出します。

当時ははっきりとは気付きませんでしたが、やはり、売り上げから税金を日本政府に払わないために、レシートを発行せず、売り上げを丸ごと着服していたのでしょうか、

日本人の私からすると、ケチな商売やなあ(私は関西人ではないですが)という感じですが。


私は、まともに真っ当にやった方が、何事も上手くいくと思うのですが、、、


とにかく、真面目なポーランドの方が、グレて?しまったことが悲しく感じました。


悲しい顔をしていたので、小さな反抗なのだと感じました。



イギリスは、フェアかと思っていましたが、

フェアになりたいけど、なれない人たちなのだと感じました。



確かに、EUから、良い人たちだけではなく、悪さをしにイギリスに来ている方も居ます。

例えば、自分の国じゃないから、ゴミを路上に捨てたり、観光客相手にスリを働いたり、国の手当を不正にもらったりと、

国を愛し、ルールを重んじ、環境を整えるのが得意なイギリス人からしたら、怒り心頭な事をするEU出身者の人々が居ますが、その様な行動を取るのは、その様な事が当たり前の国の環境の中で、そんな考えを持つ人間性を生み出してしまったことで、本人が悪いだけとは言い切れないと思いました。その様な、国同士の文化格差のある国がEUの同じメンバーであるということも、問題であった思うのです。



コロナは、ブレグジットの問題や不満を覆い隠している様にも思います。



私は日本人だからか?あまり怒ったりしないのですが、相手に嫌な思いをさせないで、自分も相手も幸せになる事は、異なる文化やバックグラウンドの中で、何て難しいのだろうと思いました。