ご訪問ありがとうございます飛び出すハート

水色です🩵








貴方は突然来てくれた





もう終わった片思いだと思っていた





貴方は私をあきらめて居なかったのね





振られたとばかり思っていたよ





自暴自棄になって
私は違う方向を見ていた




彼氏もどきを部屋に招いた
しかも初めて招いたの





今まで貴方に片思いしていて
男性立ち入り禁止にしてたのに





きっと話し声も聞こえていたよね





貴方はスマートな人





ドアホンを鳴らして
会話の邪魔をする事なんてしない





貴方は一人静かに車に戻った





そして電話をくれた





私は彼氏もどきなんて放っておいて





貴方からの食事の誘いに行きたかった





貴方の胸の中に飛び込みたかった





だけど
大好きな貴方に会うんだもの





シャワーして
オシャレしてから貴方に会いたい





貴方を待たせる訳にもいかない





彼氏もどきの香りをまとったまま
貴方に会いたくない





私は心の中で
恥ずかしくて仕方がなかった





彼氏もどきとの
どうでも良い世間話を
貴方に聞かれたと思うと赤面した





心と裏腹に
私は貴方の突然の来訪を責めた





もう遅いよって強がった





そして貴方を帰らせてしまった





貴方は私を迎えに来てくれたのに





彼氏もどきは
彼なんだと勘違いして
図々しく居座った





私って
どんなにバカなんだろう





その場で彼氏もどきを帰らせて
貴方を迎え入れたら良かったのに





恋のタイミングって上手くいかないね





本当に好きな貴方だから





どんな格好でも
飛び込んで行けば良かったのに





貴方には
乱れた髪や
気の抜けたルームウェアは見せられなかった





貴方の前では
可愛い女の子でいたかったから
恋する乙女心持ち合わせていたから





格好つけずに
胸に飛び込めば良かったね
今ならあの頃の私に言ってあげられるわ





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