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義母は一人しか産んでいない
夫は一人っ子
いわゆる二人目不妊
義母は自分の兄弟の子を可愛がる
（義母からしたら姪っ子）
夫のいとこです
義母
「アンタなんかより
姪っ子の方が気立ては良い
本当の娘のように可愛いわ
アンタと違ってね
アンタなんかより
姪っ子の方が
好きなんだから！
私に好かれなくて
アンタは悔しいでしょ？
淋しいでしょ？
私から好かれたいでしょ？」
私は義母から好かれる事は
諦めていた
実両親や故郷の事を
散々ディスられていたから
大事にされていない事は
承知していた
ただ義母が少しでも
怒らないように
顔色を伺うように
なっていた
これもDV負の連鎖を
私は受けて洗脳されていたと
今では思う
義母は姪っ子と旅行に行っては
夫にお土産はあるけど
私にはお土産は無い
義母の影響で
姪っ子も
私に対して意地悪をして良いんだと
思っているようだ
夫の顔を立てて
私は義母の姪っ子からの
意地悪にも耐えた
姪っ子は私に
旅行写真を一枚ずつ
説明付きで見せながら
自慢をする
旅行自慢は大切な時間
だった様子
姪っ子は３５歳オーバー
恋人も居なくて
結婚の予定も無い
自立もしないで
実家に住んでいる
結婚願望はあるようだ
姪っ子は私をアゴで使い
私をバカにしていた
義母
「アンタの腹は
出来の悪い腹だ」
そう決めつけられた事が
嫌だったので
私は産婦人科に行って
自分の身体を診察してもらった
私は異常なしだった
その気になれば
赤ちゃんはすぐ授かると
思っていた
義母
「あ〜姪っ子だったら
すぐ赤ちゃんを
産むんだろうね
アンタとは大違いだ」
私が出産するまで
義母は同じ悪口を何年も
言い続けた
私は出産後に義母に言った
私
「お義母さんは
よく私と姪っ子を比べますが
結婚時には
アンタは
もうオバさんだから
急いで結婚できて
嬉しいだろう
そう言いましたね
失礼ですが
お義母さんが結婚したのは
３７歳ですよね
昭和時代に３７歳で
嫁ぐのは遅い方なのでは？
それと
私は姪っ子の年齢時には
すでに結婚もしていて
妊娠、出産も経験済みでしたよ」
義母は
苦虫を噛んでいる顔をして
「グッ」と唸った
【最後まで読んでくれてありがとう！】
