プチお話
昔々あるところにポイという女子がおりました。ポイは友達も多く毎日楽しい生活を送っていたのでありました。
そんなポイにはとてもとてもとっても仲良しな子がおりました。ブーという名前の女の子です。
ポイとブーは毎日一緒にいてお互いが認める特別な存在でした。また何でも相談しあえる心の友でもありました。
あるときポイ達が住んでいた村が焼け野原になってしまいました。
原因はポイの作っていたてんぷら料理の油が燃え上がったことでした。ポイはすぐさま家を飛び出し、家から森へ森から山へ。火が広がるのをただ呆然と見ているだけでした。
そしてしばらくして村の人々が隣の村へと逃げていきました。その群れの中には腰の悪いおばあさんや小さな子供がいました。
「ポイッ?!なにしてるの!はやく逃げるよ!」
ポイはハッとして顔をあげました。ブーでした。
つづく