スピリチュアル界隈では、
アセンションや二極化ということが、よくいわれています。
僕自身も実際そうなっていくと思っています。
二極化のプロセスって、端的に言うと、
自分の思っていることが、
誇張して表現され出すということだと思うんです。
愛が大事だと思っている人は、ますます愛を表現するだろうし、
世界は敵だらけだと思っていたら、
ますます敵だらけになるみたいな、そんな感じ。
では二極化というと、
分離のプロセスのように思うかもしれませんが、
見方を変えれば実は統合なんじゃないかと、僕は思っています。
というのも、二極化するということは、
自分の選んだ反対の側が
自分の外側(世間)に誇張されて見え出すということなんです。
光を強くすると、闇が濃くなるようなものですね。
というとことは、愛こそがすべてだと思っている人は、
外側に(実は自分の内側にも)、
愛じゃないものがますます見え出すということなんですね。
そして、それを消そうとして、愛の光を強くすると、
ますます闇が濃くなっていく、そういうことが起きてきます。
じゃ、どうしたらいいの?ってことなんですが、
それは、闇も自分のものとして受け入れることしかないんです。
そもそも、外側に見えているものって、
自分の内側にあるものの投影ですから、
光を強くすればするほど、
自分の中の闇がよりいっそう色濃くなって、
それが外側に写っているだけなんですね。
敵と戦えば戦うほど、敵がより強くなっていくわけです。
ということは、外側の敵とは、
実は忘れ去られ、捨てられたもう一人の私なんです。
その私に気づく機会を与えてくれるのが、
この二極化のプロセスだとも言えるんですよね。
忘れていた私をもう一度受け入れ、愛し、一つになる。
置いてきた私のかけらを集めて、本来の私を取り戻す。
それがこの時期に大切なことだと思うんです。
by 台湾より