患者の手を握り、心を励ます医師
こんにちは
川澄さつきです。
100歳を超えても現役医師として活動された
もう5、6年前の話ですが
テレビのある番組で
がんを患った医師のお話が紹介されていたことがあるんですね。
その医師の方は、自分ががんを患ったことで、初めて、がん患者さんの心のつらさ、苦しみを知ったと、おっしゃっていました。
治療を受けていても、消えない不安と孤独。
そんな時、友人の医師がお見舞いに来てくれました。
その友人は、医師の手をそっと握って、優しく励ましてくれたそうです。
医師はその時、手を握られる=触れられることが、どれだけ人の心の不安や孤独を癒し、勇気づけてくれるかを、初めて感じたとのこと。
それまでの自分の医師としての患者さんへの接し方を振り返り、自分がしてきた対応は、患者さんが本当に苦しんでいる部分に寄り添えていなかったと気づいたそうです。
その医師は、その後がんを克服し、医師として復帰しました。
自分の病院を作って、その施設では、トリートメントなどのふれあいのサービスや、他のさまざまな自然療法を院内に採用。
患者さんがケアに必要なものを、自分で選び、受けられるようにしたそうです。
自分自身が患者になったからこそ気づいたことや、経験を生かされたんですよね。
最初に出てきました、医師の手を握り、励ましてくれた友人の医師、というのが
日野原重明先生だったんです。
この話をテレビで見ていて、当時すでにセラピストを始めていた私は、
患者の手を握り、心を励ます医師がいるんだ!
やっぱりふれあいは素晴らしい効果がある!
それをもっと多くの人に知ってもらって、病気でつらい人や、家族の中で苦しんでいる人にふれあいの良さ、効果を感じてもらう機会を作りたい!
と強く想い直した記憶が、今もはっきり残っています。
「私セラピストとして、ほんまにやっていけるのかな、、、」っていう不安もあった当時
私、本当は不安より「伝えたい」想いの方が強いんだよ
それを素直に表現したらいいんだよ
って
日野原先生の常日頃の行いに、当時の私は励まされたんです。
そこから私の今の活動が始まっている、と言っても過言ではなくて、、。
日野原先生は、私に力をくれた方。とても感謝しています。
日野原先生は、苦しまずにこの世を去られたそうです。
生き様は死に様に現れるってこの事なんだ、って感じました。
日野原先生、お疲れさまでした。
今度生まれ変わったら、実際にお会いできるご縁が欲しいです。
お読みいただきありがとうございました。
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