セラピストとして、知識や技術の前に大切なこと
こんにちは!
川澄さつきです。
セラピストになりたいと思った時
まずは、技術や知識を学ぼうと思いますよね。
私もスクールなどで学び、セラピストとして活動しはじめました。
でも続けているうちに
「身体を癒して、日常のアドバイスをして終わる」ということに、物足りなさを感じるようになりました。
お客様の表情などを見ていて、お客様の心とのつながりを、もっと持ちたい、と心が求め始めたのです。
人に触れるうちに
人を癒すとは、身体だけでなく、心も一緒に癒すこと、と直感で感じたからです。
私にとって、それが本物のセラピストの姿だと確信したので、そこから心のことを学んだり、人間の身体と心はどんな風に関わりあって生きているのか、を学んだりしました。
そこで
身体と心は一体であるということ。
身体と心は連動し合っているので、一緒に向き合っていくもの、だということに気づきました。
肩こりや腰痛、頭痛も、心のストレスからきたりしますので、身体をほぐすだけでは、その場かぎりの心地よさになってしまうことが多いです。
セラピストが、心のストレスの原因を一緒に向き合い、お客様のストレスの感じ方を変えていくことで、身体の症状も変わってくる。
お客様の本当の幸せを考えると、「その場限りの心地よさ」よりも、「症状が次第に消えてなくなっていく心地よさ」がよいと思います。
また、どんな技術のセラピストでも、結局は、お客様の考え方や生き方と向き合うことになります。
ダイエットは、自分という存在をどう捉えているか、で体型は変わりますし、「リンパのつまり」は「感情のつまり」と比例していたりします。
アドバイスとして、一般的に正しいと言われることや、自分の考え方を押し付けたりするのは、お客様もなかなか実行に移されない場合が多いですし、お客様が幸せな人生に気づくことに、つながらないことが多いです。
セラピストとしての信頼感を得て、お客様と心でつながる関係を築くためには、
お客様の心の内と真摯に会話する方法を知っていること、人の痛みがちゃんと感じられる感受性を持つことが、大切。
それができるようになると、セラピスト自身の心も満たされ、幸せになります。
私自身が、この過程を歩んできて、そう感じました。
施術も学んだそのものではなく、お客様の生き方に合わせたものに変えたので、全く疲れなくなりました。
本物のセラピストになるには、まず自分自身の心の中にある、過去に傷ついたこと、寂しさ、悲しさ、嫌だったことなど、様々なわだかまりと向き合い、体の外に出してあげたりして、心を整えていく作業が必要です。
逃げずに向き合ってあげる、ということです。
そうすると、自分の心が「向き合ってくれた」と納得し、安心し、それを繰り返していくうちに、心が澄み渡り、すべての物事をニュートラルに受け止められるようになります。
「セラピストとしてやっていけるのだろうか?」などの、妄想のような恐れや不安もなくなります。
セラピストとしてのマインドが整った、ということです。
すっきりとした自分になり、セラピストとしての愛情と自信が湧いてきて、堂々と活動できるようになりますよ(^^)
本物のセラピストになるための、セラピストマインドは