てあて整体スクールでは触診の練習をとにかく沢山やります。
触診で分かるのは、患者さんの体の状態です。
悪いところが分かる訳ではありません。
歪んでいるのかズレているのか、硬いのか柔らかいのか、張りがあるのかないのか、熱感があるのか冷えているのか。
他にも沢山のことが分かります。
それらの情報を使って考えます。
患者さんの体がどうなっているのか。
どうして痛みが出るのか。
どうして症状が出るのか。
例えば肩甲骨の下角(かかく)の位置です。
上腕を外転(外に上げていく)と、肩甲骨も一緒に動きます。
上腕の外転が3だと肩甲骨下角は1の割合、腕を横に水平(90度)まで上げると、肩甲骨下角はだいたい30度外に持ち上がります。
肩甲骨リズムと言ったりしますけど。
これはこれだけの事実です。
では左右の腕を横に上げてうつぶせに寝てもらい、肩甲骨下角を触診してみます。
左右が全く同じなら、左右の肩甲骨周りは同じような状態です。
どちらか一方の肩甲骨下角がより外転していたら。(より外前に行っていたら)
肩甲骨を外前につないでいる筋肉が短縮している可能性があります。
上腕三頭筋、棘下筋、大円筋、小円筋、前鋸筋などなど。
そうなると僧帽筋上部が引っ張られて、肩こりの原因になっているかもしれない。
緊張性頭痛の原因になっているかもしれない。
みたいなことを考えます。
そして整体をする。
面白いですよね。
てあて整体スクールでは整体師を育成しています。
見学・体験受け付けています。
てあて整体スクール
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