てあて整体スクールも整体師の育成を始めて１０年を超えました。
気が付くとこんなに時間が経っていたと少し不思議に思います。
数年前からこれからの整体師に必要なものは何かと、いろいろと考え試行錯誤をして来ています。
昨年は『姿勢と歩き方』という授業を一年やっていました。
そして今年はその授業を発展的に解消して『アレクサンダー・テクニーク』の授業に入れ替えました。
今までのカリキュラムは変えずに新たにアレクサンダーを増やしたため、授業科目が雑多になった印象があります。
そこで、開業講座とPNFの授業をカリキュラムから外すことを検討しています。
その替り開業講座を入学生には個別で行います。
入学生の年齢も性別も将来の希望も違うのに、同じ内容の話をするだけでは意味がないと考えました。
一対一でその人の特性に合わせたアドバイスが出来ればと思っています。
また、開業についての基礎的なことについてはテキストを作り直しています。
１０年前と今とではかなり状況も違って来ていますから。
PNFについては骨格調整や症例別に一部取り込むことにして、個別の授業としてはなくす方向です。
その変わり指針整体基本手技の授業が増えます。
じっくりとユニークで独特な手技を身体に染み込ませる時間を取りたいと思います。
触診の時間も増えるので、整体師としての手を作る時間にもなると思います。
ついでと言ってはなんですが、症例別の授業内容も見直します。
あら木自身の患者さんの診方が少しずつ変化しているので、授業内容とテキストが少しズレ始めているからです。
時間がかかる作業ですが、楽しい作業が続いています。
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