整体スクールでは整体の手技の勉強をします。

てあて整体スクールで勉強するのは指針整体と骨格調整・筋肉調整です。

この他に肩コリや腰痛・膝痛などの症例についての考え方の授業や、手技療法関連の法律問題・開業についてなどもあります。

骨格調整・筋肉調整はMET(マッスルエナジー・テクニック)と言う手技がベースで、他にもいくつかの手技を学びます。



てあて整体スクール・院長ブログ 


手技の勉強は何が難しいかと言うと、一番は『触診』だろうと思います。

人の身体は骨や靭帯・筋肉・筋膜・脂肪・皮下組織の他にも、血管・リンパ管・内蔵・神経系など様々な臓器で出来ています。

それを肌の上の洋服の上から、指で中がどうなっているか触知すると言うのは、なかなか一朝一夕には行きません。

それで、てあてスクールでは実技授業の最初に、必ず『触診の練習』をします。

最初の1カ月位は「骨がある」のが分かればOKです。

3カ月位したら歪みも分かるようになって来ます。

それで整体師としてのベースが出来た、と僕は思っています。




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『歪みが分かればあとは何とかなる。』

『出っ張っていたら押せば良いし、引っ込んでいたら引っ張れば良い。』

ってのは僕の口癖です。



歪みや身体の状態が分からなければ、何をすれば良いかも決められないし、調整の方向も決まらないですから。

触診についてはこれでなんとかなると思っています。

スクールでだいたい10カ月位勉強して卒業されるので、その頃には触診は調整のベースになるくらいは出来るようになります。

そこから続けていくと、3年5年10年と整体師をしているうちに、手から感じるものはどんどん増えていくことになります。

その入り口に立ったってことですね。




えっと、その話ではありませんでした。(笑)

その次の段階、手技をやる時の問題についてです。

スクール授業中に僕は、『視線を上げて。』とか『背中を伸ばして。』とか『肘を曲げない。』などの指導をします。

それは、基本の姿勢をきちんとすることで、患者さんに伝わる圧や手技の質を変えようとしているからです。

やっている本人には分からなくても、受けている患者さんは分かります。

基本の姿勢がきちんとしていると、相手にもきちんとしたものが伝わります。

人間関係と同じですね。

で、これも練習でなんとかなる。




問題は『患者さんがどんな風に感じるかを分かって手技をする。』と言うことなんです。

逆にと言うか言い換えれば、『患者さんが○○な風に感じるように手技をする。』と言うことです。

整体の個々の手技の方法・やり方は、順番が決まっていて、手を当てる場所や指の形・身体の方向や足の位置などマニュアル的なものを作ることは出来ます。

それはどんな整体スクールや整体学校でも、あると思います。

でも、問題はそれを再現したからと言って、相手が感じる整体の質が再現出来るかどうかは分からないと言うことなんです。




一番難しいのはたぶんここです。




自分の身体の感覚をどんなにトレーニングしていても、相手がどんな風に感じているかを分かってやっていないと、相手には自分の思った通りのことは伝わりません。

ようするに『手技は自分のことではなく相手の感覚を再現しようとすること。』なんです。

こんな感じを受けて欲しい、と思うこんな感じ、を再現する。

その為には、人によって角度や圧や力の入れ具合は変わります。

でも、結果として受けてである患者さんの感じは同じになる。

そこを目指して練習をする、ってのが中々難しいんですが、目標とする所です。



△△△ 整体スクール見学会など △△△

てあて整体スクール 体験見学会 5月21・26・27・28日 >>>

整体スクール・名古屋教室(金山) 体験見学会 6月12~15日 >>>


△△△ ボディワーク系 セミナー △△△

マッスルエナジー・テクニック 勉強会 6月17日 >>>

アレクサンダー・テクニーク ワークショップ in 東京練馬 6月23日 >>>


△△△ ストレッチ教室 △△△

コア・ストレッチ教室 名古屋 6月13日 >>>

ストレッチ教室 東京 6月6日 >>>


△△△ 大人バレエな人達のためのテキスト △△△

大人から始めた人のための『今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方』 >>>

『35再からのバレエ入門』 >>>