心臓の血管たちはぐっとパンパンに腫れ上がり鼓動を打つ

私は生きている

だけど限界

限界

しんどい

自分らしさを失い

走り続ける

別の私に操られる

操り人形の私

ふと気付く

私は誰?

あなたは誰?

この身体には無数の誰かが存在し

互いに打ち消し合いながら
存在を主張する

だけど身体は一つしかなくて…

心も一つしかない

私は誰ですか?