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うぅ・・・


昨日の夕方からめちゃくちゃ頭が痛い・・・


熱中症かと思い水分をとっているんだけれど 未だに痛い・・・


だるい・・・


夏休みなのに・・・



まぁね、大した予定はないからさ、いいのだけれど。


もうね、本を読んでばかりです。。。



さて、本の紹介でも。


世界から猫が消えたなら/マガジンハウス
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「僕」が与えられたのは、医師による余命宣告、そして、悪魔による寿命の延長だった。

『この世界からひとつだけ何かを消す。その代わりにあなたは一日の命を得るのです』

生きることにけじめをつけ、あとは死を待つだけだった僕の前に現れた悪魔。

禁断の取引を前に、僕が消していくものは・・・


本屋大賞にノミネートされた作品ですね。

その頃から読んでみたいと思っていた作品です。

余命を宣告され、死ぬ前にしたいことをするっていう話はよくありますが、

死ぬことを延長させるという話は珍しいんじゃないかなと。


文章としてはすごーーーーく砕けていて、正直死ぬことに対する重みなんてこれっぽっちも感じさせません。悪魔なんて軽すぎちゃって正直鬱陶しい。

しかしながら、だからこそ生きることと引き換えに何かを消すという禁忌が重くなりすぎないというか、自然と受け入れられてしまった感じもします。


まずはじめに消すものは電話。とりあえず延命するために目の前にあったもので悪魔が認めてくれたのが電話だったから。さすがに棚の上のほこりでは延命してくれず、チョコレートは悪魔が気に入ってしまいなかなか消してくれないから。


そして世界から電話が消えた。

今まで電話がなかった存在として。


今や電話のない世界とは想像つきませんが、あぁ、こんな感じなんだよなと。

そして消す直前に最後に一度だけかけさせてくれた電話が、物語を進めていきます。


何かを消し始めると生活に支障をきたしてくる。

それによって何が大切なのかが見えてくる。

その大切なものを悪魔が奪っていくという非情。

軽快な文章とはうらはらに苦しい世界を体験していく僕の最後の7日間です。


砕けすぎた表現を飲み込めさえすれば非常に面白いお話でした。

最後はちゃんとほろりとくる話を持ってきてお涙頂戴な場面もありますし。


今の時期で言えば、非常に読書感想文向きかなと(笑)

もし世界から何かを消していくとしたら

僕は何を消すのでしょう。

まず最初に消されてしまうのは・・・本かもしれません。

世界から本が消えたなら。。。



ふぅ・・・


最近水出しの紅茶(フレーバー系)にはまっています。

すっきりした味わいがどこかおしゃれです(笑)



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