以前好きなアニメのひとつとしてタイトルだけ載せたことのある
苺ましまろ
の紹介でも。
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ジャンルとしては「ロリ萌え」なのでしょうが、
どちらかというとコメディとして観てました。
笑いのセンス、テンポが僕のツボにぴったりはまったわけです。
登場人物は5人。
大学生の信恵はメインキャラの中では最年長。ずぼらで怠け者だが面倒見のいい「良きお姉さん」的存在だが、かわいいものには目が無く、妹の友達たちをあらぬ目で見ているだけかもしれない。
信恵の妹・千佳は真面目でこの作品の良心とも言える存在。しかし美羽に対するツッコミは容赦なく、そして的確であり、このアニメがコメディとして成り立つ重要な役割を担っている と僕は思っている。
とりあえず千佳はかわいい。
千佳の友人であり同級生・美羽はこの作品のボケ担当。トラブルメーカーで悪戯好きで案外淋しがりやというわかりやすい性格。反面ボケは突拍子も無いものが多く、ツッコミをいれる千佳の苦労が伺える。
が、美羽のボケがかわいらしく素敵である。美羽がいなかったらただの萌えアニメだったと思う。
十分ただの萌えアニメだ という発言は受け付けない。
千佳の友人でひとつ年下の茉莉は典型的などじっこでおっとりした性格&泣き虫というトリプルパンチである。あまりにも狙いすぎた感のある設定だが美羽を除く4人の温かみを引き立ててくれる。後述するアナよりも英語の理解が早いことから勉学は優秀なのかもしれない。
千佳の友人で茉莉の同級生・アナは日本に移り住む英国人だが英語を話せず、むしろ日本文化にはめっぽう強いが、それを同級生には隠しているのは英国人としての見栄である。偶然ばれてしまった千佳たちには堂々と日本語を使う。
とりあえず中の人の能登さんが可愛い。
と長々と説明したこの5人の日常を描いただけのアニメです。
いわゆる日常系というやつか。
ただ、たくさんある日常系のなかでも飛びぬけて面白いと思うのはやっぱりボケとツッコミがビシッと成り立っているからだと思います。
美羽がボケて信恵・千佳・アナがツッコミを入れるという単純なものだが、どこか漫才のような気持ちよさを感じるから不思議。
美羽のボケはトンチンカンに見えて意外と正統派なので案外誰が見ても面白いと思えるのだけれど…どうなんだろう。とりあえず小6とは思えないボキャブラリーの多さには脱帽です。
反面あまりの暴走ぶりにさすがにやりすぎだというお叱りの声も聞こえてくるが見逃してやる他ならない。
なぜなら
かわいいは正義
だからである。
と、つらつらと書いてきたが破壊力があるロリロリしたかわいらしい絵なので
顔が大きく目のでかい萌えアニメであることは間違いないし。
だからだろうか。
このアニメを友人に勧めたことは一度も無い…
というかさすがに勧められない…
という葛藤のもと、ブログで書いてしまいましたとさ。
ふぅ…
このアニメは漫画原作ですが、正直漫画よりも数段アニメの方が面白いと思います。