皆様、お正月はいかがお過ごしでしょうか?
僕は相変わらずの残念っぷりです。
さて、つれづれなるままにひぐらし・・・なんて方のために…なるかどうかは別として、いくつか見た映画の感想でも。
まぁどれも昨年見たものばかりで保存記事の在庫処分的なブログですが。
色即ぜねれいしょん 満足度 4/5
ヤンキーが集まる仏教高校で文科系の乾たちは地味に暮らしていた。そんな彼らは夏の思い出としてフリーセックス主義の島に向かう青春ムービー といったところでしょうか。
好きな子への告白に失敗、学校では面白みの無い生活、優しすぎる親、そんな人生を晴れやかにしたいとフリーセックスの島へ向かうとそこにオリーブというかわいい女子大生がいて・・・というワードとしては王道な青春ムービー(王道じゃない青春なんて青春じゃないけど)です。
うかれる乾たちだけど、イマイチえっちな妄想から本気になりきれない部分がこう沁みるというか、素敵な高校生というか、にんまりと見てしまう。そして短いたびを終えたあとの文系の意地を見せてくれるのです。
タワレコと製作しだだけあって、何人かアーティストが出てきます。というか主人公が黒猫チェルシーというバンドのボーカルなのですが、、、演技というかあの表情が演技初心者とは思えないくらいよかったなぁ。
ただ、ヤンキーとの絡みが僕にはどうもしっくりこないとか、オリーブの雰囲気が好きになれなかったのが残念でした。
天国はまだ遠く 満足度 3/5
都会での日々の生活が嫌になってしまった女性が、死を覚悟して田舎町の山奥までやってきた。そこにある小さな民宿で睡眠薬による自殺を決行するが失敗。民宿を切り盛りする男性と接していくうちに次第に思いが変化していく再生ストーリー といったところでしょうか。
これは原作の小説を以前読んでおり、何気なく映像化されたものを観てみようと手にとったのですが、思っていたよりも楽しく見れたと思います。キャストも原作を読んだときは民宿の田村さんは大泉洋だ!と思っていましたが、チュートの徳井さんも悪くなかったです。
田舎っていいでしょう?という沖縄病のような感じが魅力だと思っていたのですが、思った以上にその良さが見られなかったのは残念でした。
空気人形 満足度 4/5
飼い主の一方的な愛しか受けてこなかったラブドールが命を吹き込まれたことにより新たな扉を開き、人としての生活、そして恋を描く異色作 といったところでしょうか。
何かのDVDの予告を見て思わず借りてしまいました。アイテムがアイテムなだけにどこか痛いしく、無防備な感じが切ないのですが、そういった空気感をしっかり味わえる映画でした。
主演はリンダ・リンダ・リンダのペ・ドゥナさんで、久しぶりにみたなと思ったらヌードシーンの連続でドキリとさせられましたが、生身でない感じが妙に雰囲気があり、純粋にすごいなと。
そして相手役のARATAさんや板尾さんの持つちょっと怖い部分がうまくマッチした作品で、キャストという点ではかなり好感の持てる映画でした。
ふぅ…
今回はちょっとマイナーな作品をあげてみました。
が、どれも落ち着いてみることの出来る作品ですので騒がしい賑やかなお正月番組に疲れた方はDVDでゆったり映画に浸るというのもいかがでしょうか?