皆様、暑い日々をいかがお過ごしでしょうか。
僕は忙しい振りをしてなんとか時間を過ごしております。
そんな日々をすごしておりましたら、親戚からひとつの電話が。
「子どもらのお習字のお手本書いてくれない?」
とのこと。
子らはずっとお習字を習ってきていたのですが、先生に不幸があって今年は宿題のお手本がないということで僕にお声がかかった様子。
断っておきますが、僕は書道はちょこっとかじってましたが師範免許は持っていません!
といいますか正直お上手とはいえません。
が、まぁないよりましだ、ということでしょう。
僕も久々に筆を持つということでちょっと楽しみながら書いてみた。
ら、こうなった。
こちらは4年生の課題。
「気」っていっぱい書くと何がいい字かわからなくなるので書きすぎ注意です(経験談)。
見事にゲシュタルト崩壊!!
ん~、落ち着いてみてみなくても一画目とめのはらいがイマイチ!
こちらは6年生の課題。
「の」が下手っぴなのは昔から。他の字が下手なのも昔から。
力のはらい手首返しちゃってるし・・・
ん~、これってやっぱり「創作」になってしまうんですよね。
先生のようなお手本にならない。
例えばそれは「ハネ」がきれいじゃなかったり、「トメ」に個性が出てしまったり。
実はある程度書いた後にえいや!と同じ字を書いてみたところ、自分の中で満足のいく作品が出来たのですが…それはやっぱり「書写」用の字じゃなくて、「創作」の字なんですよね。
ん~、お手本を書くのって難しいなと思いつつ、あらためて小学校の頃の「書写」の意味をかみ締めております。
でも、高校卒業間際に「書」の面白さを知った身としては、もっと小さい頃から「遊び文字」を書くことも大事なんじゃないかななんて思ったりもします。ただきれいに書くだけが書じゃないんだぞって。
そしてそこまで考えてふと思うのです。基本を知らないとそれって不思議と出来ないんだよなって。
例えば字が汚いと嘆く人は大抵字のバランス(偏と旁)がおかしい(人のこといえないけれど)。その状態で字を崩すとゲシュタルト崩壊を起こす。。。
ハネがきれいにできないと字の流れが途切れてしまう。
そういったイメージ、感覚はわかっているつもりなのに体現できないからやっぱり書は難しい。。。
あれ?基本は大事ってことを言おうとしたのですが、自分への戒めとなってしまいました。
でも、筆で字をぐちゃって書くと不思議と作品ぽく見えるんですけどね(^▽^;)
ふぅ…
子らがどんな反応を示すか心配でならない。
というか子らのほうが上手かったら僕は泣くしかないのだが!!