
[ 夏が来た!!と思う瞬間 ]
我が家の夏の名物というと、シソジュースなるものがあります。
赤ジソになんらかんらして(よくわからない(^▽^;))ジュースをつくるのが父親の毎夏の行事となっております。
これを2,3リットルつくってくれるのですが、僕はこのシソジュース、大の苦手でございます。
ん~、味は形容しがたいのですが、父曰く すっきりしていて甘みもあるとのこと。
ん~、この文句ならばおいしそうなのですが、僕には言葉と味が一致していないような気が…
確かにすっきりしてはいますが、『シソ』として。
確かに甘みもありますが、『野菜』として。
紫蘇っ葉も野菜ジュースも好きですが、父親特性のシソジュースはやっぱりこう…
会社の人や親戚にはなかなか評判がいいので決しておいしくないわけじゃないのでしょうけど、僕はおいしいねこれっていう人たちの真意は本物か?ってくらい苦手です。
まぁ父親自身が自分で飲んだり、会社の人に渡したりするのが楽しみで作っていて強制的に飲まされるというわけではないからいいのだけれど、
父「シソジュース飲む?」
僕「いや、いい」
父「・・・」
このやりとりが毎年なんともいえない…
魔女の宅急便におばあちゃんが作ったイワシのパイ包みを嫌そうに受け取る女の子が出てきて、キキはひどいというけれど、僕にはあの女の子の気持ちもわからないではない。
一生懸命作ったのはわかっている、けれどもやっぱり嗜好に違いというのはあるもので…
ということで、赤紫のシソジュースが冷蔵庫の中に現れると、夏が来た、そう思います。
それから、母親もなかなかなもので、僕の天敵を料理に出します。
我が天敵ナス。
両親はナスが好きなので当たり前のようにナスを料理します。まぁ別にナスを避けたりおかずなしでご飯を食べるという選択も苦と思わないのでいいのだけれど、あからさまにナスを続けて出すというのはいかがなものか!!
ということで試しに食べてみた。
もしかしたら食わず嫌いなのかもしれない。。。
が、数秒後に確信する。やっぱりナスはいらないと。
こうしたナス料理(を作る母親)との攻防も夏が来た、と思わせるものといえるかもしれませんね。
ここまで書いてふと思う。
あの あかむらさき色 になにかあるのではないか。
僕の脳内にこびりつくあかむらさき色のなにか。それがトラウマとなっているのではないか。
うん、きっと僕は昔、あかむらさき色のなにかに負けたのだ。
ふぅ…
あれ?もっと爽やかな 夏が来た!! を書きたかったけれど、残念な感じになってしまったとさ。