今日の雨降る町


・・あっちこっちで転びそうな雨・・・


なんだか今日の雨は降ったり降らなかったりでふらふらとぶつかりながら歩いてしまいそうな雨でした。

雨は好きですが、できれば降るなら降るというはっきりとした雨のほうがいいなぁ。



さて、そんな中途半端な雨でしたので、今日は以前から見ようと思っていた『ICHI』『WALL・E』を見ました。


どちらも面白い作品でしたが、あと一歩魅力的な部分が押し出されていたらよかったのになぁという感じです。


ICHIは 盲目の剣士っぽさがよく出ており、静かな中の強さみたいなものはあったと思いますが、もっと斬り倒す部分がかっこよくてもよかったかなぁ。

盲目なのであずみのように派手に動き回ればとまでは言いませんが、それでも北野版座頭市の方が斬り倒す部分はかっこよく思えました。

少し恋愛要素も入っていたようですが、あの感じならなくてもよかったかなぁって。

でも最初の方で出てくる『何斬るかわからないよ…見えないんだからさ』という台詞はかっこいい。



そしてウォーリーは ここ最近のピクサー映画では一番面白かったです。


いきなりちょっと話がそれますが、ニモやモンスターズインクをどうしてもディズニー映画とは思えなくて、ピクサー映画と書いてしまいましたが、ピクサーはディズニーの子会社なんですよね。

僕の中ではディズニーのもつ雰囲気とフルCGでバリバリ描くピクサーアニメーションは別物というイメージが強すぎてしまって…

…というどうでもいい話。


700年後の地球はもしかしたらあの世界のようにゴミだらけで宇宙船暮らしをしているかもしれないし、宇宙船内の生活(移動の際に決められたコースを光認識で進む)はありえそうな世界でなかなか興味深いものがありました。

でもあそこまで考えられていたら、食物の様子とかもっと細かい部分も描いてあったらよかったかなぁ。


この映画で好きな部分は、物語り始めの方で展開される言葉のない(厳密には喋ってはいるのですが)世界を淡々と描いている部分。喋り倒すロボットもいいですが、ウォーリー程度の言語能力で全編展開していくのも面白かったかもしれません。

それくらい、ウォーリーとイブの二人だけの世界は魅力的でいつまでも見ていたいと思わせる描写でした。


なによりもウォーリーがかわいすぎます。

ニモやモンスターズインクのキャラクターよりもずっと魅力的なキャラクターになっていると思います。

あのもどかしい動き、感情、どれをとってもかわいい。

男があまりかわいいを連呼するのもどうかと思うが…

うん、あのたれ目は反則です。



なんだかんだ言いましたがどちらもテレビで放映されたら間違いなく見るだろうなぁという面白さでした。



ふぅ…

こうして記事を書いている間に雨が強くなってきました。

雷までゴロゴロなる始末。

明日も雨が続くのでしょうか。。。


パラパラと窓を打ちつける雨に耳を傾け、静かにふとんに包まろうかなぁ。