今日は気まぐれな雨でした。

降ったりやんだり、

お天気だったり、

また降ったり。

そんなどっちつかずな雨が、心を揺さぶります。



学校へ向かう途中、小学校のそばを通りかかるのですが、ふんわりと塩素の匂いがしていました。

もうそろそろプール開きのためにプールを掃除したりなんだりと動き始めたのでしょうか…


昔、水につかることすらいやだったころは、よく仮病を使って水泳の時間は見学していました。

そのころは塩素のにおいがするたびに憂鬱な気持ちにさせられたものでした。

雨が水泳の授業に当たらないかと、こっそりと逆さてるてる坊主を吊るしていたくらい。

中学生のころにやっと水につかる楽しさみたいなものを知りましたが(それでも泳ぐの苦手です)、それと同時に塩素の匂いが憂鬱であると感じることはなくなっていました。


が、今日久しぶりに塩素の匂いをかいで、ふと胸が苦しくなってしまいました。


重みを吊るした心、

押し寄せる不安感、

覆いかぶさるような倦怠感。


あの水につかるのさえ怖かったころが思い出されたのか、

それとも今現在の状況が憂いを帯びているのかわかりませんが、

雨のにおいに混じった塩素のにおいは

よりもの悲しさを高めていたような気がします。


今日の雨の街


・・・あの頃を思い出す雨・・・



ふぅ…


なんだかホットケーキが食べたいです。


あぁ、これもずる休みをしたときのにおいだ。