
[ カフェやコーヒーショップで、あなたが頼む定番は? ]
汗をかいた昼下がり
今日もいつもの喫茶店に入る
いつものようにアイスティーを頼み
いつものように本を開く
何が正しくて
何が楽しくて
何がかっこいいのかわからないまま
いつもと同じ時間をすごす
隣でしゃべるおばちゃんの他愛もない世間話や自慢話
サラリーマンが仲間と語り合う愚痴
どれもこれもいつもと同じだ
それが間違っているのだとも
それがつまらないのだとも
それがかっこ悪いのだとも思わないけれど
それでいいのかと問いかける
静かに流れる時間
食器を洗う音
コーヒーが香る店内
目の前を行き交うウエイトレス
どれもまったく違うものだけれど
この場ではどれも同じようなものだった
汗がひいた店内で
アイスティーのグラスについた水滴が流れていくのをただ見つめ
いつものようにアイスティーを飲む
いつもと同じように濡れたテーブルを拭いてから
いつもと同じ帰り道を進む
これでもいいのだと
なんとなく思いながら
これがいいのだと
気がつかないまま
ふぅ…
なんだか突然夏の予定が詰まってきました。
やることがないときはとことんやることがないのに
予定が埋まり始めるとどこか削らなくてはいけないくらい忙しくなる。
もっとバランスよく生きていきたいと心から思う。