
[ 海で食べたいものは? ]
よく海の家ではラーメンが食べたくなるとか、カレーがいいとかいう話を聞きますが、正直僕は海で食欲が増すことはまずありません。
というか、疲れた体に何かものを詰め込むのがなぁ…
海は食べる場所ではなく、遊ぶ場所としか考えられないというのもありますしね。
ただ、海で食べたことはないのですが、スイカなんかは楽しげに食べられそうじゃないですか?
志村けんばりにガガガガガガッ!!!と食べつくす
というか食べ散らかしてみたいものです。
意外とあれって出来ないもので、どうしても
パクッパクっという感じになってしまう。
あれは確かに技である。
ところでスイカというのはなんとももどかしい食べ物です。
ちっちゃくてちょっと硬い種がたくさん入っていますからね。
あれをみずみずしい果肉と共に口に含んだとしても、種を口の中で探している感じがなんだかもどかしい。
もう気にせずのっくんでしまいたいと思うものの、おなかの中で芽が生えてしまったらと考えるとなかなか体内に取り込む気にはなれない。
かといって食べる前に種を取っていくのはめんどくさい作業であると同時に時間のかかるものですから、例え食べている時間は爽やかな果汁が体内をめぐろうとも、むなしさの方が勝ることが多い。
じゃぁ種無しスイカがいいのかって言うと、そうでもない。
種のないスイカはスイカっぽくないですからね。
そう、多分スイカはめんどくさい食べ物ですが、夏になると好まれて食べられるのには『夏らしさ≒スイカ』のようなイメージが強くあり、四季や風流を重んじる日本人にとっては欠かせない食べ物なのかもしれません。
実家では毎年スイカを作っているのですが、見事に趣味の畑で作った!!というような出来です。
が、毎年たんまり作られるので、夏の僕の血液はもしかしたらスイカの色から摘出されているのではないのかというくらい食べさせられます。
あの量は我が両親がスイカ作りに迷走しているといっても過言ではないくらいの量ですからね。
他にももちろん様々な野菜を作っているのですが、ナスとスイカだけは完全に迷産地です。
以前実家に帰ったときも、短いスパンだったにもかかわらずスイカをかなり食べました。食後のスイカ、おやつにスイカ、夜食にスイカ…
しかもあれって水分だけを過剰摂取しているかのような食べ物ですから、食べるたびにおなかはタップンタプン。
違うんだよ、お父様。
スイカを勢いよく食べるっていうのは、1週間でどれだけ食べられるのかに挑戦したいんじゃないんだよ。
一個のスイカを…まぁいいや。
ふぅ…
ONEPIECEが気がつけば51巻になりました。
そろそろ僕の本棚が悲鳴を上げそうです。
それなのに新しい漫画をまたもや開拓してしまいました。
僕の経済力と本棚の腕力、どちらが先に尽きて倒れこむのか…