勝ったぞぉぉぉぉぉい!
厳しい戦いでした。
互いに相手の出方を見続ける冷戦でした。
戦いが始まり、ブログを書いて落ち着くこと数十分。
対G用バズーカを抱えて敵陣の前まで進むも扉を開けることができない。
それほどまでに彼らの陣地は条件が良かったのだ。
ドアノブに手を掛け、ガチャリと音はさせどもイマイチ踏み込めない。
そして再び自軍に戻り作戦会議を始めるのでした。
僕はなんとふがいない大将だ。
しかし、こうしておびえている間にやつらは陣地を拡大しかねないし、なんといっても僕の膀胱が破裂しかねない。
綿密な作戦を立てること30分。。。
覚悟は決まった!!!
何事も無かったかのように彼らの陣地まで進む。
バズーカは彼から見えないように背中に隠しながら。
そして意を決して扉を開けるとなんとやつは扉を開けた目の前の壁から僕を睨み返したきたのだ!!
僕を威嚇するつもりだったのだろう。だがこれは彼の作戦ミスだ。
僕は恐れる心はもう捨ててきた。立ち向かう相手を目の前に僕は隠していたバズーカを相手に向け、勢いよく噴射する!!!
見事に喰らった彼は地面に叩きつけられたが、さすが武将。なんとか体勢を整えようと必死になるが、僕も容赦はしない。彼をめがけてバズーカを何発も喰らわせる。
トイレの地形が変わろうとも、スプレーの副作用がトイレ中に充満しようともやつを逃さないという決意をもとに!
彼は自陣が不利だと悟ったのかトイレから逃げ出すがそうなってはこっちのものだ。
先ほどいいましたように僕は周囲1メートル四方を一箇所を除いて完全に撤退させた。
彼は殺風景な世界に困惑したかのようにあたりをうろつくも、度重なるバズーカの攻撃になすすべも無く、自軍から50センチ離れた場所で命を絶った…
僕は非常に運が良かった。彼がドア向こうの壁で防衛線をはっていたことで、彼との直接対決に有利な体勢で挑むことが出来たのだ。
もし彼が僕側の壁に防衛線を張っていたのなら、僕は一気に戦意を喪失していたことだろう。
バズーカを何度もあびた彼はそれでもなおぴくぴくと動いていたが、ホウキとチリトリによって彼を保護し、家の前の庭へ移してあげた。そこで成仏しておくれ。。。
ふぅ…
戦いは40分にわたる死闘でした。
もしこれがトイレという密室でなければもっと早く結果を出せたかもしれません。
いや、しかし見事な勝利を飾ることが出来ました。
そして見事に彼が占領していた陣地を我が物とし、まだ戦の『残り香』が充満するトイレで念願の用を済ませました。
人間、鬼気迫るものが他にあれば、40分くらい平気でトイレをガマンできるものです。