ブログネタ:タイムマシンがあったら過去と未来、どっちへ行く? 参加中

[ タイムマシンがあったら過去と未来、どっちへ行く? ]

昨日の夕暮れ

一昨日の夕暮れ

一昨日の真っ赤な太陽


昨日に戻ることは出来ないけれど、こうして昨日を振り返ることは出来る。
それが過去を夢見る唯一の救いかもしれない。

けれど…
残念なことに僕の力では昨日のあの夕暮れを100%映すことが出来ない。
僕がこの写真を見ていても、一昨日見た美しさを越えるものにはならない。
どんなにきれいな絵だって、どんなに天才が描いたものだって、100%の景色は写せない。

以前読んだ文章に次のようなことが書いてありました。
文章を理解することは、解釈をすることである。
文章に表現されたことには必ず空白がある。その空白を自分なりに解釈して埋めていくことで文章を理解することが出来る。
よって人の数だけ解釈があり、同じ答えにはならない。

これは写真や絵にも言えると思う。
僕の写真には空白部分がある。
においや気温、その時の僕の心、自然の色、無限の画面…それ以外にも僕が写したいと思ったのに写せなかったもの。
この写真には写されていない空白部分がいっぱいある。
あとはこれを見た人がどんな日だったのか、どんな大きさなのかなどを独自に解釈して見てもらう他に無い。

あの日の夕暮れを100%伝えられないのは残念だけど、
だから過去が大切なものになるのかもしれない。
だからその日その一瞬を大事にすることが必要とされているのかも知れない。
だから過去の写真がきれいに見えるのかもしれない。
空白を埋める楽しさがあるから。


いや、もしタイムマシーンがあったら…未来へ行って自分の姿、これから起こるであろうこと、宝くじの当選番号などなど、自分に有利になるような利用しちゃうかな(w_-;
ん?でも確か、ドラゴンボールで未来のトランクスが、未来はいくつも分かれていてとか言っていたような…今流行(?)のパラレルワールドというものでしょうか。
うぅ、そうなるといくら未来を見ても…ブツブツブツブツ(-。-;)

いやいや、僕の好きな映画に『サマータイムマシンブルース』という作品があります。これは暑い夏の日、エアコンのリモコンが壊れる数時間前に戻ってリモコンをもって来てしまったのですが、過去を変えることの危険を知った彼らが元に戻そうと奮闘するというものです。
この作品の最後に、瑛太(主演)はちょっとしたことから未来のひとつの真実を知り『未来を変えることって出来るのかな?』と問いかけています。

…未来を変えることはできますか?

ふぅ…
夕暮れってやっぱいいよなぁ。
夏といえば青い空に白い雲!って感じだけど、真っ赤な太陽と何色もの色が混ざった空、そしてシルエットとなった家の姿はいいものです。