
[ 私、○○恐怖症です ]
僕はお化けは平気だし、ゴキブリにも対応出来るようになってきました。
高いところもなんとなく慣れてきたし、怖いのは世の中だ!!なんて言えるくらい怖いものに対する抵抗力がついてきました。
まぁ、抵抗力がついてきただけであって、本当にお化けが目の前に現れたらぞっとするでしょうし、ゴキブリ退治用の殺虫剤は常備保管している。
怖いものを遠ざけようとする意思も十分感じられます。
そんな僕ですが、どうしても慣れないものがあります。
僕の○○恐怖症、それは
『舌打ち恐怖症』
電車の中でぶつかってしまい舌打ちされる。
道歩いていてお見合いになっただけで舌打ちされる。
うまくいかないことがあって舌打している人を見かける。
イライラを発散するかのように『チッ!(-_-メ』と鳴らすあの音は、どの恐怖よりも重く、心に突き刺さるものがあります。
例え、気心の知れた仲間でさえ あの『チッ!』は嫌いです。
痛いよ! とか 邪魔だよ! なんていう風に口にだしてくれれば相手の気持ちがはっきりと意思表示されるからどんなに嫌な言葉でもきつい口調でも対応出来るのですが、1秒にも満たないあの一声ではこちらの思考回路が整理される前に相手は姿をくらましたり、次の一言を言わせないオーラを出されたりと圧倒的にこちらは黙るしかないという状況に陥ってしまいます。
いや、『チッ!』って結構使いやすいのはわかります。
嫌なことをたった一声で発散でき、イライラの状態を一発で相手に示す力もありますから。
でも…僕はあの舌打ちが嫌いなので、嫌なこと、例えば最近ではレポートを製作している途中でパソコンがフリーズし、うぉぉぉぉ!!という怒り、切なさ、悔しさなどをたった一つの音『チッ』で表したい気持ちはやまやまでしたが、あえて僕は『なんでだぁぁぁ!!』と単語を使うことによって、自分への戒めと反省をしました。
しかしどうでしょう。
舌打ちをするよりもイライラのおさまりが高い気がします。
チッ!と言う前にクソォ~ぅ!!とかオットットぉ!?と言ってみてください。案外スッキリするし言った後に妙な笑いさえ感じられます。いやいや、そんなに怒りをこめて言うものではありません、もっとそう、全身の怒りをミキサーにかけて丸め、まだ半渇きの状態にした泥団子を相手にふんわり投げつけるように、言うのです。
クソォ~ぅ!とγ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ
考えてみれば、舌打ちは発散などと言いましたが、むしろ増大に近い効果があるような気もします。
こう自分の怒りを凝縮したような。
ふむ、やはり舌打ちはイイコトがありません。
よ~し、舌打ち反対運動は静かに、しかし確実に行い、例え僕一人の活動であろうとも続けていこう。
もしかするとこれが、ひとりの未来ある若者の心を救う日が来るかもしれないですしね( ̄▽+ ̄*)
ふぅ…
我が家の父親も舌打ちで怒りをあらわにするタイプでしたが、怖さを感じないときがありました。
いまぐぅぅと考えてみると…
ふむ、『チッチッチッチ』と連続で言ったり、『チ~』と音をだすというよりも声に出す感覚に近かったからでしょうか。
これを舌打ちというのかどうかは別ですが、こんな方法で舌打ちの恐怖を解消することも出来る様子。今度舌打ち反対運動の論文に書き記しておこうと思います。