今日は卒業研究or設計を行ううえで重要な、研究室決定日でした。
2日前に第一志望の研究室へ面接、昨日は第二志望の研究室へ行ってきました。
第一志望のところは、好感触で、行けるのではないか!?と思わせるほどの和やかな空気。
一方第二志望のところは、イマイチで、君は設計よりも他のところの物理的な研究室へ行くという可能性もあるよねと意味深な発言。。。
前日との感覚のズレに危険さを感じながらも、のんびりと家を出たのが今日の出来事。
電車が止まり、到着が遅れるという危機に遭遇するあたりが、僕らしい人生。
実はこの研究室選び、教授一人にあたり11人という制限があり、それに漏れた人は他の場所へ強制的に移動させられてしまいます。
評価基準は、熱意はもちろん、成績も当然考慮…
自慢ではないけれど、僕は成績はそれほど良くないし、4年生になると言うのに、4教科分とらなくてはいけない状況…
よくこんな成績で『好感触だ』なんて思ったものだと、今思えば恐ろしい楽観主義でしたね。
大抵僕は、これならいける!と思ったものは落としてきた人間ですからね。
絶対いける!というときは不安要素が無い状態で挑戦したときのみに感じる感覚で、今回のときとはまた違うのです。
これなら~のときは、喜びに満ち溢れた感情が、絶対~のときは日常生活と変わらない心境でした。今回は喜びに満ち溢れていましたからね…危険です。
研究室までのんびり歩いていく間に緊張が高まり、研究室まであと一階というところで足がすくむという度胸のなさも発揮。
そして掲示板を見ると…
次点。。。。。。。。
つまり、落選。
僕が生き残るすべは、誰かが他の研究室も受かり、そちらへ進むのを待つのみ。唯一の救いは次点の最初が僕だったことくらい。
と思いながら、力無く先生のところへ行き、話をしていると…
なんと辞退したいという人が!!!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
丁度僕が研究室に入るときに後ろに並んだ人がその人。
どうやら僕の話を聞き(ドアが開いていたので)、救いの手を差し伸べようと途中入室してきた模様!
必死にゆるむほっぺを引き締めながら、ありがとうございますと、なんとも微妙な挨拶を交わしました。
そして励みとなったのが、教授の言葉。
「君を入れてあげたかったんだけれどねぇ…気持ちは良く伝わっていたからねぇ…ホント悩んでいたんだよ。君を入れるかどうかを。いや~でもよかった!これで私もホッとしたよ。」
( ̄ー ̄;もちろん次点で入った人にはこういうしかないのだろうけれど、それでもうれしかったので、言葉通りに受け止めさせていただきます。
ちなみに、…が入った場所は、言葉に出さなかったけれど、きっと成績がイマイチだったからねぇと言いたかったのでしょう。別にガツンと言ってくれても構わなかったけれど、これも優しさと受け止めさせていただきます!
これで第一関門クリア!
あとは、必修の単位をとって、就職決めて、卒業して…(w_-;
まだまだ先は長い。
ちなみに、第二志望のところはなんと本採用。
もちろん辞退という形で挨拶してきたので、おそらく僕同様、ラッキーとしか言えない状況に満面の笑みを浮かべる人が出てくることでしょう。
感触ってのはよくわからないものですね。
ふぅ…
なんだか今回も、僕の努力と気持ちで合格した感があって情けない。
例えば、中学のときはテスト結果は良くなかったけど、宿題は出すし、発表はするしで内申点を上げた。高校のときは、なんだかんだで推薦をもらって大学へ進んでしまった。
大学は基本的に実力主義の世界なので、いまいち成績が上がることは無いのだけれど…今回は熱意をごり押しできてよかったぁ~~~。