はぁ…
愚痴ってばかりいるのもなんなので、今日のお話。
欲しい本があり、それを求めてBOOKOFFへ行ってきました。
普段は本屋で買うのだけれど、最近財布がこっちを睨みつけているので、目線をそらすように中古本を求めていたのです。
少し離れた場所に位置しているためなかなか歩み寄っていくことは出来なかったのですが、自転車と言うハイテク移動手段を手に入れた僕は、いざ鎌倉へならぬ、いざBOOKOFFへ!と勇んでいきました。
地図を頭に叩き込み、いざ出陣゚・゚*・(゚O゚(☆○=(`◇´*)o
見知らぬ道をぐんぐんとこぎ進む。こんなところにこんなものがあるんだぁ…なんて新たな町の姿を目にしながらぐんぐん進む。そう、がむしゃらになってペダルをこぎ進んだ。右、左、右と風を肩できりながら。
もう自分がどこを走っているのかわからないくらいぐんぐんとね!
…なぜだろう?道はそんなに複雑じゃないはず。ここは道なき道を進むジャングルではない。何万という人の足跡が残る補整された道だ。なぜ迷う?
おかしいとは思ったのは川を渡る予定ではなかったのにかかわらず、目の前には橋が架かっていたのだから。( ̄_ ̄ i)
おそらく…僕は地図の見方が悪いのだと思う。
僕は目的地までの道を順にたどり、その後その周辺の目印まで見てしまう。
これは地図を覚えようという意識ではなく、ただ興味本位から見るわけだが…これがマズイのではないかと…
というのも、そうやって特に意味のない地図を見ることで不必要な目標(郵便局や学校)を頭にインプットしてしまい、通ってはいけない場所まできてもあぁ、郵便局ね、地図で見た!と記憶がこんがらがってしまうのだ。
いや、それ以前に曲がる道を覚えておけばいいじゃないかって思うでしょう?僕もそう思う。でも不思議なんだよねぇ、大きな道を2本またいだ次の通りで曲がるって覚えていても、実は大きな道は一本しかまたいじゃいけないって真実がそこにあるんだよなぁ。これもおそらくいろいろな地図をいっぺんに見てしまうからなんだろうけれど。
だがここであきらめてはいけない。僕の目的は?
そう!BOOKOFFだ。
迷子はもう慣れっこです。
近くの電信柱を見て住所を調べ、近くのコンビニにたちより東京の地図を見る。そして現在地を確認し、次の目的地までのルートを決める。
そしてまたどんどんこぎ出すのだ。
ありがとうコンビニ。道路マップが当たり前のようにコンビニにおかれていて、こんなもの誰が見るんだよって思っている方もいたでしょう?あれはね、僕のような迷える子羊を救うために置いてあるのです。決して買ったりはしませんよ。それでも置いておくあたりがコンビニエンスストアの名前たる所以ですよ。
東京の都会の方へ行ってしまうと、電柱に住所が書いていないことが多いため、だんだん危うい作戦となっては来ているが…
そして曲がるべく道を曲がって目的地へ向かうわけだ。
ぐんぐんと!小さな公園を発見したり、保育園の子ども達の楽しげな声を聞きながらぐんぐんと進むわけです。
そしてまた迷う。なぜ迷う?もうここまできたら僕が聞きたい。(w_-;
ただ今回は直感的にこの道は違うと感じていました。だってある程度大きな駐車場があるという情報があったにもかかわらず、道は狭い。ここに大きな駐車場があっても立地条件としては最悪だ。
そう考えながら走っていると左手奥には大きな道路が!
ここだ!この道しかない!
そしてその道を北上すべきか南下するのかに迷うわけです。
もう自分がどこまで進んだかわからないですから。
ただ…結構進んだというその『結構』という意識のみを信じてもと来た方角へ北上。
するとどうですか、『本』の文字が!見つけてやったぞ!ついに僕は辿り着いたのだ!!
さすが、駐車場が大きいだけあって本の数も多そうだ!これは期待していけるぞ!
そして僕は、何を買うでもなく、いつもの本屋へ向かうのでした。
ふぅ…
帰り道ってどうゆう訳か迷わない。
帰り道くらい迷いながら帰れたら面白そうなのになぁと思うのだけれど、頭の中の地図の雰囲気と、実際の風景がなんとなく結びついてしまう。やな感じです。