
[ ふとした時間にする妄想は? ]
昔、サトラレというドラマがありました。あれをみてからというものすっかりこの症状だったらという妄想が多くなった気がします。
サトラレとは自分の考えていることが半径30kmもの範囲内の人に知られてしまうというものですが、もしこのような体質だったら…
電車の中で「あぁ…眠い…疲れたぁ…」なんて程度の気持ちならまだしも、
「お、あのお兄さんちょっと怖いなぁ」とか、隣で会話している人の話に同意したりしているのを聞かれたら…
いや、まだこれくらいなら平気かなぁ?もっと困るところでは
「あぁ…今朝からお腹が痛いんだよなぁ」とか「まどガラスの反射で目があった気がする…なんか気まずい」なんてことまで聞かれていたら足一歩分ずつみんな離れていくのだろうか。でもサトラレ委員会の人が監視しているはずだから微塵もそんなそぶりは見せないんだろうなぁ。
もしかわいい人に「かわいい」と声がだだ漏れだったら…その人はにっこりとしてしまうのか、それとも引いてしまうのだろうか…
おっと、こんなこと考えてることも皆に聞こえてるわけで…
と、考えてるうちに駅につくことが多いです。
相変わらずばかな男ですね∑(-x-;)
もちろん、『宝くじが当たったら…』とか、『急にいつもの本屋の店員さんがメアドを聞いてきたらどうしよう…』とか、いつも同じ答えが導き出される妄想はあきずに何度もしています。
が、この手の妄想って急に現実に引き戻されたときの反動が大きすぎるので、毎回涙が出そうになるんです。
あぁ…そんなことないんだけどね…ってね(w_-;
そのためか、ココロに負担のかからない妄想が増えいく。
いま、まさにいま、両手の指のうち、一本が30センチの長さになるとしたら、どれを伸ばすだろうか。
指を失ってしまったひとは不自由ながらも生活しているけれど、伸びてしまった人はどうなのだろうか。
やっぱり伸ばすなら利き手ではない左手だろう。
親指は一番生活に困らない気がする。グーにしても邪魔にならないし。ただ、いざというときに必要な指であり、もっとも伸びた指の動きが気になるのは親指だと思う。視界をガンガン遮ったりしそう。。。
人差し指は良く使うから嫌だし、中指はただでさえ一番長いのに、これ以上中指にいい顔はさせてられない。小指は力を入れるときには重要な指だし…そうなると薬指かな?
でもさ、やっぱりキーボードをこうして叩くことは出来ないだろうし、ふだんそれほど意識しない指だからこそ地面にグキッとぶつける可能性がある。これはいたい。
指輪をはめるときがきたとしても、指輪よりもその長い指の方が気になってしまうだろうし…
いやいや、メリットもあるはずだ。
かゆいところに手が…指が届くようになる…はず。
あと1歩届かなかったものに指が届くようになる…はず。
いやいや、ただ動きが怠慢になるだけか…
前ならえをすると自分だけやけに距離がうまれたり、手袋は穴あきタイプのものになってしまう。いや、薬指だけ空ければいいのかな?いやいや、薬指だけ寒いのは可哀想だし…
なんて考えているうちに、眠気が襲ってくるわけです。
他には…
以前、蛇口からオレンジジュースが出てくるところがあるなんてニュースを見ましたが、もし、『全国の蛇口から水ではなく、オレンジジュースが出てくるようになったら』お水の値段は高騰し、お金がない人はオレンジジュースで歯を磨いたり、髪を洗うことも起こりうるかもしれない。いや、意外と肌にいいとか、風邪をひかなくなったとか、いい点も出てくるかな?
とかね。
おぉぉぉ…困った…妄想でもなんだか怖かったり、淋しかったりするものばかり…いかんいかん。( ̄□ ̄;)
まぁこんなことを考えながら過ごしていたり、睡眠の手助けになったりしているわけです。
でもさ、妄想の特権はポジティブシンキングなんだろうけれど、万が一、想像していることに対して顔がゆるみ、ニヤケ顔になっていたらと思うと怖くなる。だってニヤケ顔って、笑顔とは似たようで全く違うものであり、あきらかににやけた顔と、笑い顔では顔が変わるからわかってしまう。
さらにニヤケ顔は明らかに裏があるからにやけてしまうのだ。へんなことを考えていたり、自分に溺れているときににや~っ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:となるもの。
だから僕はそんな明らかに楽しい妄想はしないんだろうな。
何かと戦いつつも、そのなかに潜む喜びを探してこそ、真の妄想なんだ!と言い張って見せます。
ふぅ…
さぁ、もう一度こんな自分に言ってやろう。
ばっかでぇい!!!(T▽T;)