昨日は 僕の母親の話 をしましたが、今回は父の話。
僕の父もなかなかやってくれます。
僕が一人暮らしをするようになり早3年。
この3年間、毎年恒例となっているものがあります。
それが年賀状作成。
高校時代は僕がPCをカチャカチャ動かしてつくっていました。
といっても、僕は昔からパソコンのことはさっぱりで、家にあったパソコンもめったに触りませんでした。インターネットを使うことすら怖いと思っていた人間ですから (^▽^;)
そんな僕なので、ソフトを使いこなすなんてもってのほか。
すごく簡単なデザイン、設定で印刷すると、両親共におぉなんて満足気な顔。
そうです、ふたりともダメなんですねぇ、パソコン。
家族そろってダメだったので、中2からあったパソコンをまともに使い始めたのは高校に入ってからでした。
父がパソコンを触るのは将棋や麻雀をするとき。
もちろんネットではなくソフトの。
しかし僕が一人暮らしをするようになり、父にはひとつ仕事が増えました。
そう、年賀状作成です (・∀・)
恒例となったのは年賀状を作ること?
いえいえ、父が困り果てて電話してくることです。
毎年この時期になると家から電話が。
「あのさぁ~、どうやったっけ?」
こうして僕の電話越しでのパソコン講座がはじまります。
しかも実家のパソコンは windows Me 。中に入っていたソフトも古く、僕のパソコンに入っている筆グルメとは様子が違うらしい。
「○○あるら?」 「ない。」
「じゃぁ○○的なやつは?」 「これ…か?」
「保存先気をつけないと変なところに保存されちゃうから」
「変てお前、パソコンの中に保存されるに決まってるだろ?」
「そうなんだが…いいから左の黒い三角、そう、それ押して。押した?バァァァァァっと出てきたら?」
こんな会話を毎年するのです。
しかし、昨年から父の意気込みが違いました。
どうやら年賀状用のソフトを買ったらしい。
僕はそれを聞いて非常に驚きました。へぇぇ、やるじゃん(σ・∀・)σ
でもなぜ買ったことを知っていたのか。
えぇ、電話で質問してきたからです。
「あのさぁ~、なんかいろいろあるらしいんだけど、どこにもそのイラストが無いんだよ。」
本によると、ROMのデータが勝手に開くと書いてあったらしいのだが…開かなくて困ってるらしい。
「じゃぁ○○押して?」 「ない。」 「またか!」
「じゃぁ○○してみて。」 「いやぁ~、動かないよ?」 「(-。-;)」
電話では無理があります。繰り返しますが、僕もパソコンには強くない。
格闘すること10分。
「もういいや、パソコンの中のデータ使うから」 「( ̄Д ̄;;」
数週間後、実家に帰ったときにそのソフトを起動する。
・・・・・あるじゃないか。ばっちり動くじゃないか。
ほ~ら、こんなにたくさんデータあるよ?干支以外のなら来年も使えるねぇ。
そして昨日。
(今までのは去年の話…前フリ長! どうもすみません)
えぇ…今年もかかってきたのです。
「あのさぁ~、お前どうやって起動したっけ?」
「覚えてないけど…家のパソコンで動くことは確認済みだが」
「○○押して。」 「動かない」
「じゃぁ○○は?」 「無理。」 「なんでじゃ!!」
格闘すること10分。
「もういいや、パソコン内のデータ使うから」
おぉ…パターンと化してる…
そして数週間後に帰る僕はまた同じことを繰り返すのでしょう(^▽^;)
ふむ…簡単な説明書書いて置いて帰ろう。
上京するとき、PCがフリーズしたときの対処法を簡単に書いて置いてきた。
それを見て父は対応したらしいが、どうもうまくいかない。
最終手段として書かれている電源スイッチ長押しも消えないらしい。
で、困った父は…そう バシッとコンセントをぬいたようです。
固まるたびに…2,3回…僕が実家に帰るまで。
どうやら長押しが長押しではなかったようです。父のイメージとしては2,3秒。
でも電源長押しって意外と押してる時間が長く感じることがありますよね?
え?まだ?まだ押すの?って。
それはパソコンが得意でない人にとっては数十分にも感じるのです。
僕も昔そうでしたから(´・ω・`)
それを聞いた僕は対処法の書いたメモにこう付け足しました。
「電源を数秒押す」 「電源をひたすら押し続けましょう。」
コンセントを抜いて消すという荒業を食らったパソコン。
デスクトップの背景が黒く、アイコンも減っている。ツールバーも無い。
どうやら数度に及ぶコンセント抜きがこの結果を招いた様子。
なんとか必要なアイコンを戻し、消えていたツールバーも姿を現す。
我が家に大切なファイルなんて無いですからその点は問題なかったし。
でも意外とコンセント抜いても平気なんだなぁ…(・・;)
それにしてもこんな状態でも平気な顔して使っていた父親って…
だいたいこの状態がおかしいと思わなかったのか…
相変わらずちょっとずれてる。
ふぅ…
きっと数日後また電話があるでしょう。
「あのさぁ~、電話帳のデータのことで…」