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[ お勧めの映画は?~クチコミ映画祭開催中!~ ]
寂しい一人暮らし。
淡々と生活を送っていると、ふとやわらかい暖かみが欲しくなります。
そんなときに僕のココロを暖めてくれるのがジブリ。
数あるジブリ作品の中でも何度も僕のココロを暖めてくれる作品が3,4点あります。
さて、今回は僕が一番繰り返し見ている作品をおススメとしてあげてみます。
それは 『 もののけ姫 』
ナウシカやラピュタではなく もののけ姫です。
ジブリファンからすると、一番に挙げるのはナウシカやラピュタが多いようですが、僕はもののけ姫。
なぜか?
かっこいいんです。アシタカが!
何でもできる主人公って反則な気がするけど、アシタカに関して言えば許してしまいます。こんな男になりたいなって思っちゃいますね~(-^□^-)
それでは僕が選ぶアシタカのBESTシーン
まずBEST3!
アシタカとサンが最後にそれぞれの生き方を示すシーン。
「サンは森で、私はタタラ場で暮らそう。共に生きよう。会いに行くよ。ヤックルに乗って。」
初めて映画館で見たときはえぇぇぇぇ!そんなぁ!って思ったけど…
今見直してみれば、これがまたアシタカらしい男気だし、大切なものを守っていくとはこういうことなのだって思わせるシーンでした。
好きだからこその選択、生きるということの選択。
僕にもこんなかっこいい選択ができる日が来るのだろうか…(-。-;)
そしてBEST2!
アシタカがタタラを踏むシーン。
「辛い仕事だな。」「ここの暮らしは辛いか?」
アシタカがトキたちに問いかける場面です。
なんだろうなぁ、このシーンの女の人たちが歌いながらタタラを踏む雰囲気がまず良い!
そしてアシタカがエボシの考えかたに疑問を持ち、タタラ場で過ごす人たちを見て回った結果問いかけたこのセリフ。エボシ自信にはどこか不安な部分を感じつつも、彼女に感謝する人々を見ると生きるとは何か考えてしまう、そんなシーンですね。
さりげない優しさもみせちゃうし。ぐっと来ます:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
さぁ、僕が選ぶアシタカのBESTシーン!
サンとエボシがタタラ場で戦うところに、呪わらた腕で突き進んでいくシーン。
「この娘の命は私がもらい受ける」
「そなたの中には夜叉がいる この娘の中にもだ」
「これが身のうちに巣くう憎しみと怨みの姿だ」
さらに敵討ちの女性が放った弾に当たりながらも歩き、血をボッタボタ垂らしながら重い扉を開けるシーン。
この一連のシーンはアシタカの強さがめい一杯出ているシーンじゃないでしょうか。
ここは単純にアシタカがかっこいいって思えるシーンですね。
打たれても倒れないアシタカ。ここで倒れてはサンが危ない。
これは僕の推測ですが、エボシがつくった銃では倒れないぞと、そんなもので私は滅びないんだぞと、そんな気持ちもあったのかもしれません。
それにしても呪いの腕で刀を曲げたり人を投げたりしながら進むアシタカはなんともいえないものがありますね(≡^∇^≡)
この作品、もちろんアシタカだけじゃありません。
もののけ姫の世界も十分魅力的です。
この物語のキャッチコピー「生きろ。」
この言葉がすべてを物語っています。
アシタカ → 死の呪いを解く
サン → 自分が育った森を破壊させない
エボシ → 森を切り崩してでも戦乱の世を生き抜く
森 → 本能の赴くままに
ジコ坊 → 不老不死の世界を求める
すべてのものが生きるということを貪欲に求め、しかし人が生きるためには自然を滅ぼし、自然が生きるためには死に物狂いで戦う。
この物語・キャッチコピーは室町(あたり)時代から今に至るまで投げかけられているのですね
人によってはこのメッセージが強すぎてジブリっぽくないって人もいるらしいけど…僕はこれほど強いメッセージも大事なんだろうなって。
しかも「生きろ。」というメッセージだけでなく、それぞれの持つ人間の暖かさがあり、そのおかげでこの作品はココロがほっこりします。
おっと、忘れちゃいけないのが音楽。
アシタカセッキ、アシタカとサン、コダマが現れるときの音楽、タタラを踏む女たちの歌…
すべて良い!やっぱジブリの音楽はすばらしいものがあります。
サントラ聞いているだけで物語が進んでいきますから♪
それからコダマ、ヤックルのかわいさ、描かれる自然の美しさ、デイダラボッチとシシ神などまだまだ語りたいことはあるけど…
今回はここまで。
しかしこんなに深い作品はそうないよなぁ~。
さすがもののけ!
ふぅ…
映画館に見に行ったとき、初めの方で祟り神がいきなり大きな音と共に出てくるシーンで、僕の目の前に座った人が飛び上がっていました。
驚いたんでしょうねぇ。大きな音でしたから。祟り神だってあの風体だったし。
でもなんだかその姿も僕にとってほっこりさせてくれるシーンでした。