[ 思い出の絵本 ]
幼稚園に通っていた頃はいくつか絵本が家においてありました。
20冊くらいあったと思うけど…印象的だったのは
イソップ童話の『犬と肉』
犬が肉をくわえて歩いていると川に移った自分を他の犬と勘違いして、その犬のもってる肉ほしさに吠えたところ見事に肉を落としちゃったって話しです。
欲をかいてはいけないって話しなんだろうけど…
この犬がなんともかわいそうで一度読んだだけで閉じてしまった絵本です。
ただ、表紙が多少立体的に印刷されていたことと、おいしそうな肉が気になって表紙だけ何度も何度も見ていたような……単純なやつめ (w_-;
『たこやきマントマン』
これ知ってる人いますかね? 昔テレビでもアニメ化されたんですが…
僕の通っていた幼稚園では市民ホールを借りて毎年どの学年もかつ、どのクラスも劇をやっていたんです。
だから結構大きな演劇会だった気がします。
ホールは結構立派で、今あそこで劇をやりなさいって言われたら不安でいっぱいになるくらいの大きさです。
で、年中さんくらいかな?
僕らは『たこやきマントマン』をやることになったんです。
まだこの絵本の1冊目が出たとかそのくらいだったんじゃないかな?
そんなコアな絵本がなぜ演劇に使われたか…
おそらく先生パワーかと。
というのもどうやら幼稚園の先生が絵本作家も兼任していたらしいのです。
その先生がタコヤキマントマンと直接関係があるかはなぞですが…
その先生が書いた絵本にサインをしてもらって…家のどこかでしっかり眠ってる…はず。
その劇で僕はグリーンを担当! 当時からこ~ゆ~くじ運が強いんです。
また昔からレッドよりグリーンとかブラックとか好む人間でしたからそりゃうれしかったのを覚えてます。
劇の内容、成果、失敗談等はまったく覚えてません。
そんな関係でこの絵本はよく覚えてますね。
テレビで彼らが動いていたときは戸惑いを感じました。
だってあの絵本がアニメになっちゃうなんて思いもしなかったから^^;
それから…これ書こうか迷ったんですが一応…
というのも、タイトル、内容がうろ覚えなんです。
キーワードは
『黒い肌のおチビちゃん』 『トラ』 『長靴』 『バター』 『服』 です。
こうやって書いてたらなんとなく思い出してきました。
そのおチビちゃんが何匹かのトラに出会い、次々と持ってるもの着てるものをとられていくが、最後はトラが溶けてバターになっちゃう…
そう!こんな感じの絵本!
あ、なんかちょっとでも思い出せてうれしい!
なんかこの話しも奇妙さとかわいらしさのある話で好きだったんだけど、やっぱり絵が好きだったなぁ。
あまり覚えてないからなんて表現したらいいかわからないけど、ステキな絵だったことは覚えてます。
こうやって考えると、絵本てやっぱり『絵』の力が強いんだなぁって思う。
話しはあまり覚えていなくても絵から得る内容や雰囲気は脳の奥に眠り続けるんだなぁって。
ふぅ…
おそらく僕が持っていた絵本は親戚の子へ、そしてまた他の子へと受け継がれていったのだろうけどなんかこんな感じのサイクルってうれしい。
洋服ってリサイクル感が強いけど、絵本とかオモチャってなんだろうなぁ
人にまわされるというか、絵本がまわってるっていうか…
よくわかりませんよね^^;
あ。なんかこの記事書いていたら昔の絵本見たくなっちゃった。
また僕のところに戻ってこないかな?