糸島に買い出しに行った日
おさかな天国の入り口に、燕の巣立ち雛がいました。
これぞ「看板娘」?
親鳥が近くの田んぼからどんどん餌を持ってきてくれるので
ふわっふわの胸毛を出してリラックスしています。
黒いつぶらなお目々に、がま口みたいな口元が幼くて可愛い
親鳥に「ごはんちょうだーい❣」
自然界はなんとも無駄のない必然のめぐり合わせ
春に換毛期を迎える犬猫の抜け毛を使って、小鳥たちはふわふわの巣を作り卵を産みます。
巣立ちの頃に木々は若葉を茂らせてくれるので、動きのおぼつかない雛たちの姿を隠して外敵から守ってくれるのです。
暖かくなった気温で虫の発生も多くなり、食欲旺盛な雛たちの食欲を賄います。
居心地のいい葉や枝の形をした樹は小鳥たちから害虫駆除という恩恵を多く受けることができます。
虫たちが受粉を手伝ってくれたおかげで、実家のブルーベリーは初めての小さな実をつけました。
旬の食材も同じ
蕾や芽の野菜にはえぐみがあり、停滞する冬の間に溜め込んだ毒素の代謝を促してくれます。
菜の花やタラの芽、つくし♪
芹や三つ葉、クレソンはビタミン豊富で血の巡りを活発にしますし
抜群のデトックス効果がある筍が身体を冷やさないよう、身体を温める山椒の葉が味も効果も好相性。
鮎の出回る頃には抗菌力の強い蓼が芽吹きます。
これから迎える梅雨には、大量の雨で陸の栄養分が海に流され殖えたプランクトンを魚たちがたっぷり食べます。
「梅雨の水を飲んで美味くなる」と言われますね。
この素晴らしいサイクルの中で、人間の立ち位置を考えると
なんだか取り残されたような、ちょっと寂しい気持ちになるのです。
輪の中に、入れてもらうにはどうしたらいいのかな
人間は世界の王者どころか、実はちょっと仲間外れだったりします。
自然界からイエローカードも出ているわけで
一度に解決できる方法はないけれど
今回の自粛生活で、ストレスなく共生できる部分はもっとあると思いました。
リモートワークは今回のように急にやれと言われてもシステムも人員も整わないけれど、リモートしやすい業種があらかじめ準備の上環境が整えば、対人ストレスの少ない職場環境が増えます。
遠距離通勤している人も多いけれど、職住近接を基本に人事を行えば感染リスクも疲労も減らせ、自分時間が増えてWIN-WIN
公共交通機関での通勤を義務付けている会社は多いけれど、職住近接で自転車通勤を許可すれば更に効果は上がります。
排気ガスも燃費も減って、地球温暖化をセーブできます。
コロナ禍で、減税でも電子決済に手を出さなかった層も感染を恐れて現金を避けました
紙幣の印刷・紙代・硬貨の鋳造にかかる原料とエネルギーに加え運搬と警備、保険費用がコストダウンできます。
水分補給はペットボトルじゃないとダメですか?
激安特価のペットボトルより、高い茶葉を急須で3煎まで淹れた方が実は安上がり
この短期間で思いついただけでもいろいろ
みんなでもっと考えれば、一歩ずつでもより楽でエコな生活ができると思います。
レジ袋だって、やってみたらノーストレスだったし
「一日でも長く、母さんと仲良し生活したいニャ」
猫の遺伝子は340万年前から殆ど変わっていないそうです
実にうまく環境に順応してきた動物です。
ですが、こうみえても肉食獣、食物連鎖ピラミッドの頂点。
猫一匹が外で生活するには、それはもう多くの命を必要とするのです。
遺棄や多頭飼い崩壊なんかしたら、環境に多大な影響が
↑こんなことしたら自然界からお仕置きされちゃいますよ
まだ、ぎりぎりレッドカードは出ていません。
今のうちに歩み寄って、優しい関係を築きましょ
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