お盆前に、黒ちゃんは少々体調を崩しました。
「もう治ったから安心してニャ」
右目の白目のところが炎症を起こしていて、目ヤニが白くなっていました。
この子は元より少しアレルギー体質のようで、pm2.5や花粉の多い日には超アレルギー体質の飼い主と共にクシャミをしたり目を腫らしたりしていたので原因がはっきりわかってある意味便利(自分のアレルギー体質が役に立ったことが他にあったであろうか)でした。
ところが今回は、黒ちゃんだけが目を腫らしている。
これは様子がおかしいぞ・・・
幸い獣医さんはお盆中も開いているので、連れていこうかどうか真剣に悩みました。
真夏の暑さと緊張で、かなりのストレスがかかることがネック。
翌朝はなんと、うつむいた目からぽとぽとと大粒の涙を落としました。
こんなビー玉みたいなまん丸透明のお目々から涙
哀しそうで、こちらの胸が締めつけられるようです。
気のせいか、身体も少しいつもより暖かいような気がして
元気にボール遊びで走り回ってはいるけれど、これはやはりかなり体調が悪いのかもしれない。
そのうち右目だけ閉じているようになり、諦めて玄関にバギーを用意し始めた時にはっと思い当たりました。
ちょうど目の調子が悪くなる前日に、カリカリを新発売のにしたのだった。
添加物のないフードを厳選して与えてはいますが、もしかして合わないものがあったのかもしれない。
獣医さんから猫のアレルギーは皮膚に出ると言われていたけれど、この子は眼に出やすいのかもしれない。
キジ肉&鴨肉の美味しそうなフードだったけれど、鶏肉好きジビエ系も好き(ラムとか鹿とかイノシシも大好物)なこの子にしては食いつきはイマイチでしぶしぶ食べてたような気がする・・・
試しにカリカリを元のものに戻してみました。
結果:大正解
翌日には右目が開いて、炎症も収まってきました。
その間、涙や目ヤニを取ってあげるために柔らかいティッシュでしょっちゅうそっと抑えてやっていましたが
ティッシュを持ったとたん私の手に自ら目を押し付けるようになった健気な黒ちゃんの信頼にこちらが涙が出そうでした。
この機会に、キャットフードの成分分析を始めました。
これは私が自分のシャンプーや化粧品に対してやっている方法。
Excelに全成分を表示して、含まれているものに〇をつけていきます。
合わなかったものに共通する成分が怪しいということになります。
怪しいものが出てきたら、セルを黄色(注意)と赤(確定)に色付けします。
これでもわからないものはあるのですが。
例えば人間で言えばヒアルロン酸と書いてあっても何由来のヒアルロン酸かはわかりませんでした(人体にヒアルロン酸は存在するのに私はヒアルロン酸入り化粧品にかぶれます。多分由来が原因)
同じように、ビタミンと書いてあって何由来のビタミンかはキャットフードでもわかりません。
ただ、食材としての原材料が原因なら大いに参考になります。
また、今回のフードでは大まかに「肉」「魚」「根菜」「葉野菜」「ハーブ」「果物」「ミネラルやビタミン等」とカテゴリ分けしてみました。
最下部には原産国とカロリーも入れて。
表にしてみると意外とフードによってタンパク質以外はやたらベリー類に偏って野菜が入っていなかったり、原材料の種類がえらく少なかったり。
ハーブも持てる知識と資料を総動員して、効能や副作用をチェックしました。
無添加を謳うフードはたくさんありますが、できれば多様な材料をバランスよく食べさせたい。
これからも原因究明のためにいろいろなフードを与えてみるつもりですが、本猫の食いつきもよーく観察しつつ表作成を続けていきたいと思います。
この方法、根気は要りますが人間のアレルギーにも役に立ちますのでぜひお勧め。
大好きなこの淡緑の瞳のためなら、どんな面倒も厭いません
これからも元気でいようね、黒ちゃん♡
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