黒ちゃんをニャンドックから連れて帰ってきました。
「我が家ニャ」
昨夜はなんだか物足りなくて、私もよく眠れませんでした。
黒ちゃんは病院のカーテンのかかったケージにいたのですが
緊張して目を見張り、前を人が横切る度に怒ってウーウー唸っていたそうです。
食事もせず、トイレもせず。
唸れるようになっただけ成長したかな
と、ここまで話を聞いたところまでは想定内でしたが。
先生「問題が、あります」
いざ先生がケージに移してくださろうとした時に脱走を図り、病院の高い棚の上に隠れて出てこない。
長い棒で何とか降ろして、3回失敗してケージに入れたはいいが、何を思ったか
この猫、凶器を持ちこみました
針のついた新品の注射器を2本握って離さず唸っているので手が出せませんとな
開いた口が塞がりませんでしたが、そこは日頃の信頼で
ケージの蓋を開けて、黒ちゃんと目を合わせ、いきなり手を突っ込んだ私。
「ほらほら、拗ねてないで危ないからそれを返しなさい。
腹の下に隠してるのはお見通しよ」
腹をぽんぽん叩いて身体を動かし、無事に注射器を取り出す。
黒猫の鼻をつんつんして、「だめでしょ、悪い子」
神妙な顔をして従っている黒ちゃんの様子に、先生もビックリ
豹変というのか、猫をかぶっているのか
頬と顎を撫でて額と額でご挨拶して、「帰りますよー」
バギーにカートを載せて、鳴きもせず大人しく家に帰りました。
「さっぱりしたニャ」
病院の匂いが嫌そうだったので、帰ったらまずシャンプー。
気持ちよさそうにしていました。
乾かしながらスリスリゴロゴロ、尻尾を立ててご機嫌さん。
「やっぱりここが一番、落ち着くニャ」
玄関で「腹撫でて」ポーズでのっすんするし
いつもの忠実な甘えん坊に戻ったようです。
「リラックスにゃ」
( ˘ω˘)スヤァ
夜、獣医の先生から電話があり、血液検査も問題無しとのことで安心しました。
もう落ち着きましたか?と聞かれて
二人きりになったとたんに大人しくなったこと
今はベッドで開いて寝てるとお伝えすると大笑いされました。
獣医さんからペットシッターさんのパンフレットも頂きました。
私に入院等必要になった時は、黒ちゃんを家に置いたまま
シッターさんにお世話をお願いするほうがよさそうです。
家では滅多に目を見開くこともなく、たいていこういう半開き。
よほど安心しているのだろうとのこと。
今夜はひときわ激しい抱きしめ攻撃とスリスリ攻撃に応えながら、ゆっくり休養します( ̄m ̄〃)
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