私の50歳の誕生日を間近にして
普段は疎遠な両親からディナーのお誘いがあり行ってきました。
お店は私のチョイスに任せるとのことで
荒戸の「アンティカ・オステリア・トト」へ。
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400105/40003488/
魚料理の得意なイタリアンのお店です。
シェフが1か月前に怪我をされ、今夏はアンティパスト中心の
軽いアラカルトメニューになっているけれどとのことでしたが
老いて食欲もイマイチの両親にはちょうどいいかと。
一応、お祝いなのでプロセッコを。
オレンジと島人参とイワシのマリネサラダ。
イワシのマリネ、今度私も作ろうっと。
海老と蛸と鯛のフリット。
入れ歯が~歯茎が~と宣う両親のおかげで、私は蛸担当(ノ_-。)
からっと軽いフリットで美味しかったです。
定番のカプレーゼも、水牛のモッツアレラの熟成具合がとてもよく
ミルキーで内側がとろけるよう。
味の濃い糸島トマトとよく合いました。
今度私も美味しいモッツアレラ探して作りたくなりました。
外食すると、いろいろ刺激があって料理の作り甲斐が出ます。
生ハムとサラミの盛り合わせ、ルッコラと梨のマリネ添え。
真ん中に隠れているサラミがしっとりしてクミンの香りが素敵。
ここでプロセッコが空いたので次は白ワインを。
オーガニックの微発砲、柑橘系の香りのする地酒を選びました。
これが大変美味しかったおかげで
母から「ソムリエの資格をとれ」とのムチャ振りが・・・Σ(゚д゚;)
持っている特技は資格にして持っておけと
何の資格も持っていない母から説教をくらう羽目に。
ジャガイモのジェノベーゼ・タリアテッレ。
どうしてもタリアテッレが食べたいという母の強力な押しでしたが
注文している間に熱く語る彼女の話を聞いていると何かがおかしい。
「ジャガイモが練りこんであって美味しいのよね」
それはニョッキでは・・・?
料理が到着する前に誤解に気づいたようですが
タリアテッレはバジルの香りがフレッシュで大変美味しかったです(^_^;)
同じくタリアテッレ・ブッタネスカ。
オリーブのクセが控えめで、トマトの旨味が美味しい一品。
真鯛のソテー、ムール貝のソース。
ムール貝は母の好物なので注文してみましたが大当たり。
小粒ですがぷっくり柔らかで新鮮なムール貝の旨味が鯛に絡んで
大変美味しくさっぱりした一品でした。
軽いアンティパストとパスタを3人でシェアしてちょうどよく
珍しく母の文句も出ないディナーでお気に召したよう、ほっとしました。
久しぶりに会ってみたら、もう80歳近いだけに
知らないうちにいろいろ病名も増やしているし
相変わらず夫婦仲もイマイチですし困ったものですが
まあそれでもここまで細く長く無事に暮らしているので安心です。
家に帰ってすぐ、この姿で大笑い。
やっぱりこの子が一番和むわ(o_ _)ノ彡☆ポムポム
ほんの3時間留守にしただけですが、甘ったれ炸裂中
夕食も置いていったのに食べずに待っていて、帰宅してからカリポリ。
抱っこしてやるとゴロゴロ喉を鳴らし続けていました。
君は最高のパートナーですよ、黒ちゃん
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