台所は、大変危険な場所でございます。

 

動物にとって危険な食材や刃物がたくさんありますものね。

 

これまで、空を舞える小鳥にだって

「台所の境界線を越えたら唐揚げになるぞ危険」と教えることができたし

 

小犬だって「入ったらメッ!」で大人しく従ってくれていたものです。

 

しかし、猫様や。

 

境界線は覚えたけれど、悪いとわかっていながら入りたがる

それは猫特有の性格ってものなんでしょうかね。

 

悪~い目をしてスッと入ってきます。

高さ50センチのフェンスなんて、猫の前では無いも同然。

 

シンクの上にもひらりとひとっ跳び。

まるで黒豹の赤ちゃんみたいです。

 

調理中にフェンスを越えてやってきて、出刃包丁の切っ先近くに降り立ったこともあり、これは早急に対策を練らないと危険だと実感。

 

(「ジャンプ!」という言葉で柵を跳び越え戻ることだけは覚えました)

 

で、気は進みませんでしたが「台所に入ると嫌なことがある」作戦。

 

フェンスの上に粘着テープを二重に貼り、破ろうとするとベタベタくっつく仕掛けにして1時間ほど出かけました。

 

果たして、結果はこの写真。

 

黒ちゃんはテープを丹念に柱から手で剥がし除いたのでした(^_^;)

 

ちゃっかりシンクの上に黒い毛の証拠も残してあった黒い子猫

 

水鉄砲で脅かすのを勧めるサイトもありましたが

せっかく黒ちゃんは水を怖がらない猫なので

お風呂で暴れるようになったら困りますからこれはダメ。

 

躾で台所立入禁止を教えるのは諦めて、フェンスを外しました。

 

もはや猫より私の動線を妨害するもの以外の何物でもない(笑)

フェンスを外した直後の黒ちゃん。

 

台所の床に大の字になって勝利をかみしめております(><;)

 

ふっふっふ、闘いはまだこれからだぞ!

思い切って最終兵器に手を出しましたワタクシ

 

到着したのは猫脱走防止パーテイション。

 

これを真逆に「猫様侵入禁止パーテイション」として使うのです。

置いてみるとこんなふう。

突っ張り式なので大変楽に設置できました。

 

インテリアに影響しないデザインでよかった。

 

下は5cm程度しか空いていないので、猫は通れません。

 

高さ167cmは跳び越えも不可能。

 

調理中も声は聞こえますしプラスチック扉で姿も見えます

 

上部がかなり空いているので、真夏もちゃんとエアコンの風が台所内に届きます

(暑がりの私にはこれ重要)

開き戸式にもできますし

 

引き戸にもなります。

 

我が家では引き戸式で使うことのほうが多いです。

 

軽くスイっとは開かない安普請の構造が猫には決して開けられない力加減でよろし。

設置してから一度、台所内に黒ちゃんをご招待。

 

「扉ができたからって、中にイイものを隠したわけではないぞ」

と理解させるためです。

 

下の隙間からさんざん黒い毛皮のおててが探りを入れてきますが

 

「これは入れないニャ」

 

ようやく君のカリカリをゆっくり選ぶこともできそうですよ

毎回、せわしなく横で催促してたものね。

 

「仕方ないから大人しく待ってるニャ」

(他の動物は食卓にも立入禁止を覚えましたが、猫は無理)

 

飼い主といえば、これで遠慮なく玉ねぎのみじん切りができると

小躍りしている次第です\(^_^)/

 

 

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