九州国立博物館へ行ってきました(*^.^*)



一般駐車場からの道は傾斜があり結構な距離ですが、実はこの緑深い遊歩道の風情が気に入っている私でした。


静まりかえった深い山の中、今日もウグイスをはじめ四十雀やらヒヨドリやら、小鳥の大合唱が響きわたります。




今回は、ヤマボウシの花が満開でした。




建設時は、我が家から遠い、しかも山の中に不便至極と思ったもの。


でも来館してみれば、太宰府天満宮敷地であったこの場所の澄んだ気と静寂がたいそう気に入り、遠さがまた良さでもあると実感しています。


展示を観る前の、余白の美とでもいいましょうか(〃∇〃)



今回の展示は、「近衛家の国宝」。


実は、先月も行ってきた、私のお気に入りの京都の桜→☆過去記事☆ は、近衛家の屋敷跡にあるのです。


お屋敷はもう無いですが、その近衛家の国宝の数々。


桜の下に佇みながら、過去にここに暮らしていた人々の歴史に縁を感じ、この展覧会を楽しみにしていました。




酒井抱一筆の四季花鳥図屏風は、琳派の中でも好きな作品。


これまでも何度か見る機会がありましたが、近衛家のものだったんですね。



姫君の嫁入道具を模した、雛人形用の銀製ミニチュア道具の数々。




工芸品好きの私にはたまらない精巧な銀細工です。



見えるかしら?


中には、中央のウサギさんのように、小動物を模したお茶目なものも( ´艸`)



さて、今回の展示は工芸品や絵画よりも「書」が多く・・・


書道が苦手な私には、苦手な部分もあったのですが、今回も私のような人の興味を引くために、あちらこちらに工夫がありました♪

源氏物語和歌色紙貼交屏風。


典雅な絵屏風の中に、近衛信伊の手による書の色紙の美しい調和。



金屏風に、かな文字がやさしくて、好きだなぁ・・・




と思ったところに☆



なんと、かな文字の体験コーナー。


お手本を見ながら、液晶に指でかなのくずし字を書いてみるのです。


なめらかで角のない、くずしかな文字。


うまくお手本のように書こうとすると、自然にふうっと息をはき、深呼吸しながら柔らかに舞うように手を動かしている。


この呼吸、なかなか気に入ったので4種類全部やってみました。


昔、お習字を習ったことがありましたが好きになれなかったのは、漢字が性に合わなかったのかも( ´艸`)


展覧会を出たところに、くずしかな文字の練習書まで☆


練習してみようかしらん?


来る度に、新しい発見があるのが博物館の素敵なところですね。



博物館の後は太宰府天満宮に寄ってお散歩。


梅の実が色づいていました。


来月は梅ちぎりの神事があり、梅干になるそうです☆



本殿の裏側が、私のお気に入りスポット。


人工滝だそうですが「誠の滝」という小さな滝へと続く道。


大木の下で滝の水音が耳に心地いいので、水を眺めながらしばし時を過ごします。



遊歩道お散歩→博物館→天満宮散歩


このコースが、定番のお気に入りです♪(*^ ・^)ノ⌒☆




※展示の写真は、九州国立博物館よりご提供いただきました。

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