第15回「花の会」で大濠公園能楽堂へ行ってきました。

昨年、博多座で観た「石橋」、半能だったので通しで観たかったのです。

ちょうどお狂言も、野村萬斎さんの「入間川」、間違いなく楽しめるはずWハート

博多座も幕間が楽しくていいですが、私は能楽堂のきりっとした雰囲気が、背筋が伸びるようで好みです(*^.^*)

さて、待望の「石橋」ですが、博多座で観るのとは大違い。

何しろ私は博多座では、一番お安い3階席に居ましたから・・・

いえいえ、それだけではなく会場全体の広さです。

囃子方や地謡の迫力、眼前で舞う獅子の踏むリズム。

やはり三間四方に見合った広さ、がベストなのだと感じました。


今回は師資十二段の式」という小書がついていて、赤獅子は敏捷に、白獅子はどっしりと、対照的な舞いを見せてくれました。

赤獅子のまるで空を舞うような凄いスピード感に感動。

(舞う方は肩で息をしているようでした( ´艸`)相当体力を使うのでしょう)

囃子方もいい声をなさっていて、素晴らしい迫力でした。


年配の観客も多い中、子供たちの姿もちらほら。

お行儀よく見所で座っていましたから、幼いのにお利口さんだと感心しました。


西洋の楽しい踊りとは全く別物で、能の「舞い」の動きに見惚れます。

所作の究極の美しさ。

ゆるやかな動きに込められた力を、目で耳で感じ取る。


日本にしか無い動きの美のひとつでしょう。

これからも、守り伝えていって欲しい伝統芸能です。


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