今日は格別暑い日でした。
ちょっぴり日差しがやわらいだ夕暮れ、マンションの庭で、植物に水をやっていた女性を見かけました。
管理組合の方かしら?
そう思って郵便物をとってきたら、エレベーターホールでご一緒することができました。
住民の方だったのですね。
品の良い小柄な老婦人の彼女が抱えていたのは、大きな大きなジョウロ。
「庭にお水をやってくださっていたんですね、ありがとうございます」
そうお声かけしたら、
「うちのベランダの鉢植えたちも、この暑さで苦しそうなのよ。庭の子たちもきついだろうと思って」とほほ笑まれました。
「せっかくきれいなテッポウユリが咲いたと思ったら、暑さでもう枯れかけてますものね」
「人もばててますけどね、植物もかわいそうだから」
一日の終わりに、植物好き同士、微笑みあってお話しできて良い日でした。
最近、小鳥や花を追って一瞬カメラを構えていると、声をかけてくださる方もいます。
「何かいましたか?」
「コゲラがいたんですけれど、撮れませんでした(笑)」
「ここ、よく見たらいろんな小鳥がいますもんね」
マンションライフはコミュニケーションが少ない等と、回覧板が回っていましたが。
いつの間にか、緑や小鳥のおかげで広がっている和みの輪もあります。
何か頑張って声かけ運動をするのではなく・・・
水面に落ちた雨滴のように。
静かに広がっていく、やさしい波紋がいい。
私なりに、お役にたてるといいなと思います。
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