映画「ホリデイ」を観た。

先日寮の集まりで会ったふみちゃんが、自分が落ち込んでたときにすごく励まされた映画だと教えてくれたので。

主人公は、キャメロン・ディアスとケイト・ウィンスレット。

L.Aの豪邸に住むアマンダ(キャメロン)は美人でオシャレなバリバリのキャリアウーマンだけど、仕事に没頭しすぎて恋人に浮気される。

ロンドン郊外に住むアイリス(ケイト)は、美人だけどどこか固くて、二股をかけられてると知りながら相手にいいように利用され、挙句の果てに彼は他の女性と婚約してしまう。

恋に破れた二人、気分転換に二週間の休暇を取って、お互いの家を交換することにする。

都会の華やかな生活を謳歌してたアマンダは、片田舎のメルヘンチックなアイリスの家へ、アイリスはアマンダのプール付きの豪邸へ。

そこで旅先の人たちとのかかわりを通して、失恋から立ちあがっていくっていう話。

これ、失恋をひきずってる女性は絶対に観た方がいい!!

観てて、「そう!そう!そうなの!!!」って共感できるセリフがいっぱい…^^;

あーーーみんな同じなんだなーーーーと思ったら、それだけでなんか慰められるわ。

キャメロン演じるアマンダは魅力いっぱい。
コケティッシュで奔放で…行動は「軽っ!」って思うとこも結構あるんだけど、これだけあっけらかんとしてると逆に気持ちいいっていうか…。
屈託ない笑顔で、そりゃ男性も落ちるわ…。
セレブな設定なので衣装もオシャレ。

そしてケイト演じるアイリス。
私はもうこちらに感情移入しまくり…(;;)
一緒にいても幸せになれない人って分かってても、好きだと逆らえないんだよねぇ…。

このアイリスに、旅先で知り合った元脚本家のおじいさんが語るシーンがある。

要旨だけど、「君は人生の主人公なのに、脇役を演じてる」みたいなこと。

ふみちゃんがお勧めだと言ってたシーンなんだけど、私もすごく励まされた。

相手にとっての自分の存在の大きさがどれ位かとか、友達に今の自分がどう見えてるのかとか、そんなことばかりに捕らわれて、自分の気持ちを見失っていた。

自分の人生の主人公は自分。他人の目で人生を生きるなんてもったいない。

あとアイリスの好きなセリフ。
「自分がちっぽけに見えて、心がきしんでずきずき痛むのよ。
 髪型を変えてもジムで汗を流しても、女友達とワインを飲んでもダメなの。
 毎晩ベッドで彼との思い出にふけり、自分の何が悪かったのかを考える。
 一瞬でも幸せだと思った自分を憐れみ、心の片隅で彼が戻ってくるんじゃないかと期待する。
 でもいつか、長い苦悩も終わる。
 新しい場所で大切な誰かと出逢えるわ。
 砕けた心は元通りになる」

そして旅先での様々な出会いを通して強くなったアイリスが、二股男に別れを告げる痛快
なシーン。
「今こそ言ってやる。終わりよ。
 クソ恋愛から奇跡の復活よ。
 新しい人生を始めるの。あなたヌキで。
 私の中からわきあがってくるのよ。ガッツが!!」

うーん気持ちいい~!!

これを観たのは日曜日の夜だったんだけど、久しぶりに明日が楽しみなわくわくした気持ちで寝れた。

私も早く不毛な恋から復活して(笑)、新しい人生を始めよう!