本日は、部署の後輩、O君と4回目のデート。
またもやDVD上映会。
最初は「マイナー音楽愛好会」だったはずなのに、いつの間にか映画愛好会になってしまった…。
まあいいけど…。
今日のテーマは「夏」!
寒いから、夏を感じる映画がいいということで、お互い借りてくることになった。
まずはアニメ好きのO君のチョイスしたDVDから。
「秒速5センチメートル」
三話の連作で一つのストーリーをなしてて、一話が親の転勤で離れ離れになった中学生時代の恋の話、二話はその二人のうち男の子の方の転校先のクラスメートの女の子の視点でかかれた話で、三話が就職後の話。
アニメはふだんほとんど観ないけど、主人公の女の子の声がちょっと苦手だったかも。。。。
声っていうかしゃべり方。
同性からすると、「ぶりっこしてんじゃねーーー!!」って言いたくなるような…(←性格悪い)
でもストーリーと絵はとてもきれいだった。
三話のうち良かったのは二話だな。
中学生時代の恋が忘れられない男の子を好きになっちゃう女の子の話。
相手の心が自分に向いてないことは分かってて、それでも好きで好きでどうしようもなくて、わけもなく泣き出して「もう優しくしないで」って相手に言っちゃったりする。
心の不安定な思春期の女の子の切ない恋を描いてて…。
好きな人の心が自分にないってことを知ったことがある女の子なら誰でも「分かる分かる」って言いたくなると思う。(勿論経験ありますとも…)
三話はストーリーっていうよりはPVみたくダイジェストで、大人になった二人がそれぞれ別の相手と人生を歩みつつも心のどこかで昔の恋が忘れられないっていう感じ。
この話の主題歌が山崎まさよしの「One more time, One more chance 」なんだけど、この歌超~懐かしい!!
昔はやったよね。
切なくてきれいですごくいい歌。
切なさ満点で、終わったときは、「え?これで終わり?再会しないの!?」っていう感じだったけど、まあ良かった。
ちなみにこの時点で昨日3時までゲームをやってて寝不足だというO君、目が半目になってた。
(お前が借りてきたんだろ!)
まあ確かにゆったりした映画ではあるけど…。
あ。ちなみに秒速5センチメートルって、桜が舞い落ちる速度なんだって。素敵
そして二本目。これまたO君チョイス。
これは私も前から気になってた映画。公開当時からレビューの評価が高くて、いつか観たいなと思ってたんだ。
すごく疾走感溢れる映画だった。
わけもなく走り出したい青春の衝動!って感じ。
主人公の女の子が男まさりで、喜怒哀楽激しくて、バカだけど素直で突っ走っちゃう感が愛おしい
時間が巻き戻るときの映像と音楽が良かったな。
最初はコミカルでめまぐるしくて、わーって展開していくストーリーが、主人公の真琴が千秋を気になり始めてから段々切ない展開に。。。。
時間を戻せるのって便利なようで、人の心や運命を操ろうとすると逆ににっちもさっちもいかなくなってくるっていう脚本もうまい。
最後の、「未来で待ってる」にはきゅんときたな…
あ、あと主人公と相手役、仲理衣紗ちゃん(漢字ちがう?)と石田卓也くんだったんだけど、最初普通に声優さんかと思った位上手だった。
そしてこの映画の途中からO君完全撃沈…コタツで爆睡。
(だからお前が借りてきたんだろって!!)
もうO君はほっといて、自分の借りてきた映画を引き続き鑑賞。(私は目ぱっちり冴えまくり)
夏、全然関係ないけど、観たかったんだもーーーーん
これすっごい好き!!!!!!!
登場人物たちの陽気さ、見事な歌にダンス、楽しくて楽しくて、一曲終わるたびに拍手したくなっちゃう位!!
有名な「雨に唄えば」を唄うシーンの楽しさと来たら…。
ざーざー雨の日にずぶぬれになってこれ踊って唄いたい!!(踊れないけど)
こういう底抜けに陽気な映画、いいよね~。パワフルだし、なんかこう人生の悦びに満ちているというか。。。。
トーキーのシーンでは大爆笑。(途中からO君も起きてきて一緒に笑ってた)
わ~これDVD欲しいなぁ。落ち込んだときに観たら明るい気持ちになりそう。
雨でもなんでも、自分の心次第で人生は輝くっていうことを見る度に思い出せそうだから。
映画鑑賞会は終わり。
そして私が見たかったDVDはもう一本。
新江ノ島水族館の「ドルフェリア」っていうショーを収めたDVD。
ドルフェリアが私好きでねー。
このショーを観たいがためだけに三回位通ったもんよ。
人間の歌とダンスと、イルカのコラボレーションのショーなんだけど、とても感動的なのだ。
歌詞がいい。
例えば…↓
「君は大切な人
誰にも代えられない
どんな時もそばにいるから
いつか聞かせてほしい(覚えていてほしい)
“ああ、地球に生まれて良かった”って
忘れないでね」
この歌をバックにイルカ達が楽しそうにぽんぽんジャンプを飛んでるのをみると、これまたこの世に生まれてきた喜びっていうのを感じて嬉しくなっちゃうんだよね~。
「雨に唄えば」が夏と関係なかったので、これで罪滅ぼし。
もう~プールやイルカの背中に光が反射する様がキラキラしててとっても美しい。
そしてラストではやっぱりとっても感動…。
「ね、どうよ、感動するでしょ?」とO君を振り向いたら…。
また寝てるしっ
うちにいる時間の3分の2は寝てやがった…
(だから今日のブログのタイトルは“四回目のデートをしよう!”じゃなくて映画の感想メイン)
起こしちゃ悪いので、こっちはそのままお正月に録画したまま観てなかったウィーンフィルのニューイヤーコンサートを鑑賞。
12年ぶりにウィーン少出演だって
鍛冶屋のポルカ超可愛かった
春のコンサート行くからね~
これ生中継だったので、コンサートとコンサートの合間にNHKのスタジオのトークが入るんだけど、ゲストにおよばれしてる人たちのトークも結構面白かった。
女性が、「バレエが楽しみ」って言ってるのに、男性たちが「バレエはいいから指揮者をもっと映せと思う。」「私はバレエはいらない派」とかって普通に言ってるし。
あと、ゲストの紹介も、「ヨハンシュトラウスに詳しすぎる○○氏」とかって普通に下にテロップが出て面白かった。
詳しすぎるって…
スタジオでクラリネットの引き比べをしてるシーンで、ジャズ好きのO君が反応してやっと起きた。
「お、クラリネットですか」って。
“クラリネットですか”じゃねーし
気付けばもう8時前位だったので、駅前でおそば食べにいって今日のデートは終了。
ほとんどうちに寝に来たといってよいO君…。
「あまりにも居心地良かったんで、起きたとき自分の家だと思いました」だと。
そら良かった…
まあ、先輩後輩の枠を超えて気を許してくれてると思えばよいのだろうか。
なんにせよ映画はどれも面白かった(特に雨に唄えばがダントツ!)
明日は一日忙しい。
早く寝て明日に備えねば~